ネットでよく言われているレンズ沼とは?
レンズ沼、という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
「沼」と付いているだけに良い印象はありませんが、
最近ネットで流行っている言葉です。
「レンズの収集にハマって、抜けられない人たち」の事を指しています。
カメラ本体とは違い、レンズを変えただけで劇的に写真の印象が
変わる事が多いので、より良い写真を求めている内に、
ついつい新しいレンズを購入してしまうものです。
それが、レンズ沼の恐怖の始まりです。
抜け出そうとしても、まさに沼のようにズブズブと沈んでいき、
その悪循環から抜け出せないのです。
安価で効果的なレンズが増えてきたのも、
レンズ沼の増加に繋がった要因と言えます。
レンズ沼にハマった人たちは、車を買えるぐらいお金を
注ぎ込んだ人も珍しくないのです。
たかがレンズに、どうしてそんなにお金をかけられるの?
そう聞いて腹が立った人は、既にレンズ沼に片足を
突っ込んでいる可能性が高いです。
確かに、レンズには一長一短があるので、その短所を埋めようと
新しいレンズを購入したくなってしまいます。
ですが、レンズ沼からすぐに抜け出せ、と言われても、
沼と呼ばれるぐらいに深く抜け出せない悪循環なのですから、
まず無理だと思われます。
仮に無理して抜け出したとしても、ダイエットと同じで、
リバウンドが来る可能性が大です。
例えば、まずはそのレンズの長所を最大限に極めてみてはどうでしょうか?
人、動物、料理や商品など、撮れるものを撮り尽くした後で、
新しいレンズを購入する事を検討する。
あるいは、何らかのコンテストに入賞するまで、次のレンズは買わない。
目標を達成したご褒美がレンズであれば、やる気が出ますし、
身を滅ぼすぐらいにレンズ沼にハマる事もなくなると思われます。
抜け出すのではなく、レンズ沼と上手に付き合ってみてはいかがでしょうか?
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