シンデレラレンズとは?
シンデレラレンズって何?
そこそこカメラ知ってるけど、そんなの聞いた事がないよ?
そう思う人は多く居るでしょう。
なぜならこのシンデレラレンズという名前は、
ここ最近になってから流行りだした、新しい造語だからなのです。
シンデレラのようにキラキラ光る写真が撮れるワケでもないですし、
ネズミをカボチャに変えるような変身レンズというワケでもありません。
「低価格なのにも関わらず、綺麗な写真が撮れる、
非常にコストパフォーマンスが良いレンズ」の事を、
シンデレラレンズと呼ぶようです。
正確な由来はハッキリとは判明していませんが、
とある教材サイトが名付け親、という説が有力なようです。
まるでシンデレラのように、ちょっとしたレンズ(幸運)で非常に
良い効果を得られるから、シンデレラレンズと呼ばれるように
なったのかも知れません。
シンデレラレンズの特徴は、何よりもその安さにあります。
ソニーのシンデレラレンズは、なんと2万円を切る安さ。
更にCanonのシンデレラレンズは、1万円を切るという驚きの破格です。
どうせ、安かろう悪かろうだろ?
そう思われがちですが、価格の安さと効果の良さには、秘密があります。
一つは、単焦点レンズであること。
そしてもう一つは、F値が1.8と低い事にあります。
標準レンズはF値が4~5である事から、
シンデレラレンズは非常に低い事が分かります。
光を多く取り込むと、写真は明るく、そしてシャープな印象になります。
被写体とロケーションにもよりますが、大半の方は、
そういった写真を良い写真だと印象を受けるのです。
つまりシンデレラレンズは、安くてお手軽簡単に、
明るくて綺麗な写真を撮れる、というレンズなのです。
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