こんなあなたは ハイアマチュア・プロ機
一口にカメラと言っても、その歴史の長さと同じように、
ピンからキリまでのグレードが存在します。
大まかに、エントリーモデル、中級機、プロ機の三段階に分けられます。
今回は中級機と、いわゆるハイアマチュアの方々が持つプロ機の特徴と違い、
そして、こんなあなたはプロ機を持った方が良いという
メリットをオススメしていきます。
中級機の遥か上を行く、憧れの存在――それが、プロ機のカメラです。
高嶺の花と呼ばれる一番の由縁は、やはり値段にあります。
エントリーモデルが約5万円、そして中級機が約15万円。
プロ機となると、最低でも約40万円前後は必要となるでしょう。
しかし、「プロ機」と呼ばれるように、
プロが持つのに相応しい性能を誇っています。
ハイアマチュアの方々や、コンテスト入賞常連者もまた、
このカメラを使っている人が多いのも事実です。
ところが、例えば同じCanonのカメラでは、
中級の画素数は2000万超えていますが、
プロの画素数は2200万と非常に高くはありますが、
値段差を埋めるまでにはいきません。
シャッタースピードも、実は中級とプロにほとんど差はありません。
では何が違うのか?
特徴が、他とは決定的に違うからです。
「撮像素子」と呼ばれる、光を取り込むためのセンサー部分があります。
この撮像素子が大きければ大きいほど、光を多く取り込め、
結果として被写体の色再現がより忠実になっていきます。
大半の規格は「APS-C」と呼ばれ、
撮像素子の大きさは約23ミリ×約15ミリです。
ところがプロ機の多くは「フルサイズ」という規格であり、
撮像素子は約36ミリ×約24ミリと桁違いに大きいのです。
つまり、中級機ではだいたいの色を再現できますが、
プロ機では色をほぼ忠実に再現することが可能なのです。
美しい光景を、スポーツ選手の躍動感を、
直接見ているかのように写真に収める、というのは想像以上に難しい事ですが、
可能なのです。
自分の見たままに、自分の感じたままに映したい。
そんなあなたには、プロ機がオススメです。
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