F値と解放絞りとは?
カメラレンズのカタログを見ていると、
「CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」というように、
型番の中にFの文字が入っています。
これはF値、または開放F値と呼ばれ、絞りの大きさを現しています。
つまりこのレンズは、4.5~5.6の間のF値を調整出来ますよ、
という事を意味しています。
そして開放F値とは、そのレンズの一番低い数字の事を指します。
このレンズの場合は、4.5が開放F値となります。
F値とは、レンズの明るさを現す数字で、
これが低ければ低いほど明るいレンズだと言われています。
つまり開放F値を見れば、明るいレンズかどうかすぐに分かるという事です。
絞りとは、字の通り「光を絞る」為の機能の事を指します。
ややこしいですが、絞りの値が大きければ大きいほど、
得られる光量は少なくなる為、結果として暗い写真になります。
逆に開放F値限界まで絞りの値を下げれば下げるほど、
得られる光量は多くなる為、結果として明るい写真になります。
この為、絞りの値が大きいものを「暗いレンズ」、
開放F値が低いものを「明るいレンズ」と呼ぶことがあります。
どう頑張っても、暗い写真しか撮れない。
その場合は、開放F値があまり低くない可能性が高いです。
「明るい写真」を撮りたい方は、出来るだけ
開放F値が低い「明るいレンズ」を購入する事をオススメいたします
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