被写体による適正なシャッタースピードとは?
シャッタースピードは、字の通り「シャッターが降りる速度」の事です。
では、シャッタースピードを変えることによって、どのような効果があるのか?
一つは、シャッタースピードを遅くする事によって、
得られる光量を多く出来ます。
つまり、出来上がる写真が明るくなるのです。
ただし、被写体が動いていると、残像になりがちです。
もう一つは、シャッタースピードを速くする事によって、
被写体を瞬時に撮影する事が出来ます。
これにより、動いている被写体を綺麗に撮る事が出来ます。
ただし、得られる光量が少ない為、写真が暗くなりがちです。
一緒にF値も調整しましょう。
シャッタースピードを変えることによって、
例えば、子犬が走っているシーン。
普通は手足に残像が発生しますが、シャッタースピードを速くする事によって、
まるでそのシーンを切り取ったかのように綺麗に写ります。
例えば、ラグビーでタックルしたシーン。
シャッタースピードを速くすることによって、まるでその場に居るような
臨場感溢れる写真になります。
選手の足が浮き上がっているのが、より試合感を強めてくれます。
逆にシャッタースピードを極端に遅くすると、光が尾を引くように写し出され、
幻想的な写真に仕上がります。
ただし、手ブレもダイレクトに反映されてしまうので、
三脚で固定して撮影した方が良いでしょう。
動いている被写体を撮るときは、とにかくシャッタースピードを調整しましょう。
同時に、F値を調整するのも忘れてはいけません。
この二つを守っていれば、シャッタースピードを重視した写真で
失敗する事は大きく減る筈です。
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