基本のライティングテクニックとは?

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ライティングと聞くと、「書くこと」と思い浮かべるのが

一般的ですが、カメラの場合は「照明器具」や

「照明を使って被写体の印象を変えること」を指します。

 

それなりにカメラを触っていても、ライティングという

言葉を聞いたことがない人は多いと思います。

 

なぜなら、主にスタジオ撮りで使う用語だからです。

 

ではライティングは、スタジオを使わない人には不要な知識なのか?

 

照明器具というのは、どこにでもあります。

例えば蛍光灯一つとっても、被写体に大きな影響を与えます。

 

そこに、カメラのフラッシュというもう一つの照明器具が

加わるとどうなるのか?

 

ライティングの知識があれば、それらを予想でき、

不要なミスを回避することが出来るのです。

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ライティングを考えずに一番失敗する例は、逆光です。

太陽光なので、厳密にいえばライティングではないのですが、

一番分かりやすい例として紹介いたします。

 

ライティングの基本的な考え方として覚えて頂きたいのが、

「光が差す方向の反対側には、必ず影が出来る」という事です。

 

当たり前かも知れませんが、ライティングではこの当たり前が重要なのです。

 

では、ライティングを使ってこの影を消す為にはどうしたら良いか?

 

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反対側からも光を与えれば、結果として相殺され、影にならずに写るのです。

これが、ライティングの基本的な効果です。

 

では、スタジオのような暗室で、カメラのフラッシュだけを当てるとどうなるか?
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正面だけから照らされるので、被写体の影は見えなくなります。

 

カメラの後ろからもっと強い光を当てれば、部屋の中はもっと明るくなり、

構図によっては全く影が映らない状態で撮影する事も可能になります。
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ライティングで最も注意しなければならないのが、

「光源の強さの差」です。

 

角度は違えど、相殺するような形で撮っているにも関わらず、

影が写っています。

 

これは、カメラのフラッシュが違う光源に

負けてしまっているからなのです。

 

逆にカメラのフラッシュが強すぎると、今度は白っぽくなってしまいます。

 

では、どうしたら良いのか?

 

ここで生きてくるのが、ライティングテクニックです。

 

強すぎる光源に薄い布をかけると、柔らかい光になり、

逆光のような現象は収まります。

 

プロの方でない限り、暗室で撮影する事は少ないとは思いますが、

影を消す方法や、光源の強さの差など、基本的なライティングテクニックは

どんなロケーションでも応用が利きます。

 

光の向きや強さなどを考えながら撮影すれば、暗くて被写体が

よく分からない、というケースをぐっと減らす事が出来るでしょう。

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