黄金比をマスターして見違える写真を撮ろう
黄金比とは、1:1.6の比率で現された最も美しい比の事を指します。
これは、図形や絵などに多く利用されており、
有名な所では「ミロのビーナス」、「凱旋門」などが上げられます。
かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチも、
「モナ・リザ」の至るところに、この比率を使っていると言われています。
世界一有名で、今も多くの人を魅了してやまないのは、
これを使われているからだと言えます。
では、私たちには縁のない話なのか?
もちろんそんな事はなく、写真撮影にもこの比率を使う事が出来るのです。
ノートパソコンを畳の上に置いただけの写真ですが、
たったそれだけにも関わらず、バランスが良く、
非常に落ち着きのある写真だとは思いませんか?
実は、ノートパソコンは黄金比に近い比率で作られているからなのです。
このように、頭の中でこの黄金比を思い浮かべ、
被写体をその比率に収めるように撮影すると、バランスが良く、
落ち着きのある写真になります。
そして黄金比を応用したのが、この「黄金分割」です。
線の交わる場所に被写体を置くと、黄金比と同じように
バランスが良くなり、落ち着いた構図になります。
これも、畳の上にCD2枚とiphoneの箱を置いただけの写真ですが、
バランスが良く、安定感があります。
「黄金分割」を重ねるとよく分かりますが、
このように線の交わる点に被写体があるからこそ、
黄金比と同じ安定感を得られるのです。
黄金比や「黄金分割」を思い浮かべながら撮るのは難しいとは思います。
しかし、意識しながら撮影するのとは大違いなので、
是非この比率を頭の中に描きながら写真を撮ってみて下さい。
- サブコンテンツ