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2014.10.14 料理写真で鍋の底にストロボの光を届かせたい

フォトアドバイスの佐藤です。

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今回はメールサポートでいただいた ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

ストロボ1灯を使った料理写真の撮影は 「はじめてのストロボライティング」DVDや このメールサポートのご指導のお蔭で 少しずつ慣れてきています。

出来上がった料理のライティング設定は 家の中で撮影場所を決めているので、 一定の条件で撮影できるようになりました。

次に、「調理工程」の撮り方について質問します。

ガス台にかかっている、煮えている鍋の中、湯気など 臨場感のある写真を撮るときのストロボですが 側にある蛍光灯の光だけでは影が出来てしまいます。

直接鍋の中にストロボを向けてもよいのでしょうか

特に、深い鍋の場合に鍋の影が出来てしまうので ストロボを使いたいのですが、 助手なし一人で撮る場合のコツを教えてください。

火の近くなのでレフ版などは危険です。

【ご回答】

料理中に深い鍋の中を撮る撮影は、 中村カメラマンも料理雑誌のお仕事で 撮影されています。

主に、以下のように撮影しています。

ストロボをカメラのホットシューに直接取り付けて、 発光部を上(天井方向)に向ける「バウンス撮影」です。

撮影モードはPプログラムか、絞り優先です。

理由は質問でも述べられているとおり、

・火が近いので凝ったセッテイングができない

・厨房は狭いので調理人の邪魔になる

・手持ちの方がカメラアングルを変えやすい

・作品撮りではないので、形や色などがハッキリ写ればよい

という事が求められるからです。

したがって、手持ち撮影かつ カメラ直付けの天井バウンス撮影を 多用しています。

上から光が当たるので、深めの鍋でも 影が出来にくいというメリットもあります。

バウンスは白い天井、または白・銀色の 上部換気扇がが理想です。 (銀は反射がきつくなることがあります)

これは色の問題なので、 もしバウンス先が白や銀でない場合は RAWで撮影して、後でWB調整しましょう。

カメラ設定はPプログラムか絞り優先が撮りやすいでしょう。 フライパンの色やバウンスによるストロボ光のロスがあるので、 そ露出補正かストロボの調光補正で露出を調整します。

もし、調理する場所の近くに撮影スペースをセッティングして、 鍋を移動して調理しているフリをしながら 調理プロセスを撮る事もあります。

この方法なら、少し凝ったライティングができるので、 バウンス撮影より綺麗に見せることができます。

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