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2016.09.06 タイトルから逆算で考える

メールサポートでいただいたご質問を紹介します。

【ご質問】

棚田をテーマに撮りました。

この棚田は耕作放棄地を水田として
維持するためのグループの活動で、
多くはサラリーマンです。

従って作業は日中になります。
秋の収穫まで毎月撮影したいと考えています。

自分でも納得できた写真ではないですが、
コメントいただければ有り難いです。

・絞り優先
・f8
・シャッタースピード1/250
・ISO感度 400
・ホワイトバランス 曇り
・三脚使用

(1枚目)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(2枚目)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【回答】

サラリーマンの方々がグループで
活動されているのですね。

2枚目の写真のように
水田に太陽が反射している様子はきれいですね。
光が生きているように感じられます。

一方で、撮り方を工夫しないと
どこにでもある水田という印象を受けてしまいます。

お送りいただいた2枚の写真から
率直に感じられることは
何を撮りたかったのかな?
というクエスチョンです。

撮影時間が日中に限られるということですので、
印象的な朝焼け、夕焼けで演出することは
難しいですよね。

こうした広い空間を撮影する場合は、
ただ写真に収めた散漫な写真になりがちなので
狙いを絞ることが大事です。

例えば、

一生懸命作業している人の様子を収めるために
望遠で表情や手元をアップで狙ってみたり。

PPP_tesagyoudenaewoueru_TP_V 引用:ぱくたそ

水田の反射が印象的に感じたら
画面いっぱいに光を入れてみたり。

gatag-00003901 引用:GATAG

空の雲が面白い形をしていたら
広角レンズで水田と雲を撮ったり。

gatag-00001557
引用:GATAG

いずれにしろ
何を面白いと感じたか?」と
自分に問いかけてみることが大事です。

そこを意識づける練習として、
シャッターを押す前にタイトルを考えてみましょう。

凝ったタイトルでなくても構いません

「夏空と雲と水田」

「稲の成長」

「水田の造形美」

のように思いついたことを
シンプルに表現するだけです。

そうすることで、タイトルに沿った写真を撮るには
どうするか?という逆算思考が働きます。

言葉の力を借りて、
自分の撮りたいものが明確にして、
写真に一貫性を持たせることができます。

慣れてくれば無意識にできるようになりますので
頑張ってみてくださいね。

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