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2018.07.15 構図の秘訣!引き算の先に足し算がある

標準レンズ講座では「作品提出」があります。

受講生が期間中に撮影した修了作品に対して講師カメラマンから
評価とアドバイスをお送りしています。

その後のやりとりがとても勉強になるのでぜひご覧ください。

作品提出のお写真




お寺の用事でいつも停める駐車場、古い商家の扉が開いていました。
今まで一度も開いたと頃を見た事がない、そおっと入って見ました。
観た瞬間この講座にピッタリと思い4日間通いました。

最初の2日間は立ち入り禁止で遠目からしか撮れませんでした。
最終の5月5日と6日のみ開放されて近くで撮影できました。


講師カメラマンのアドバイス


標準レンズ講座お疲れさまでした。
4日間通われたということで大変良い作品が撮れましたね。
なかなか良いシチュエーションで迫力のある作品です。

部屋の奥まで入らずに、少し引いた目線で
古い商家のシチュエーションを表現できています。
額縁効果で主題が活かされていますし、露出も適切です。
迫力と季節感と主題の雰囲気がよく表現されていますね。

惜しいのは、額の絵が端午の節句に関係するものであれば、さらにベストでしたね。
もう一歩近づいて右の額と白い壁を外した構図も撮っておくとさらによいですね。

アドバイスに対するご質問


標準レンズ作品の評価ありがとうございます。
こちらの写真はもう一歩近づいて額と白い壁を外した構図です。



先生のアドバイスに近いと思いますが、
こちらのほうが写真としては完成度が高いのでしょうか?

アドバイスよろしくお願いいたします。


写真の基本はやっぱり「引き算」


提出作品の惜しい部分をおさらいします。
歴史のある鎧兜という迫力のある主題に対して、
緩めの犬の絵がミスマッチであること。

この絵がミスマッチでなければ良いのですが、
干支の絵ということもあって意味性も感じてしまいます。

また、黒で締まった良い部分に対して、
白い壁に目がいってしまうこともマイナス面として挙げられます。

写真の基本は「引き算」です。

「引き算」とは、画面に何が必要で何が不要かを考えて構図を決めることです。

2枚目のお写真で、白い壁を除いた構図にすると
黒い部分が多くなるので、引き算としては良くなります。

ただ、このままだと写真がシンプル過ぎて物足りなく感じますよね?


「引き算」の先に「足し算」がある


例えばですが、ここに下にある赤い実の植物に薄っすらと光が当たっているなど
「足し算」が入れば、作品の完成度はかなり上がります。



「引き算」の先に「足し算」があります。

この「足し算」が写真の奥深さで、面白いところでもありますね。

「引き算」と「足し算」の違いと効果を見極められるようになると
作品力がグングン高まります。

現場を見ていないので、時間帯を変えると光の差し込み方が
変わるかどうかはわかりません。

軽くレフ板を当てたり、撮影時に気付けけば場所を少し動かさせてもらうなど、

「神は細部に宿る」といいますが、細かい部分まで気配りを忘れないようにしましょう。

追い込むとはそういう要素も含まれますね。


標準レンズで引き算を覚えたら、
次はぜひ広角レンズで足し算に挑戦してみてくださいね!

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