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2012.09.23 一眼レフ☆アンドロイド搭載一眼レフ?その2

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
さて、表題のアンドロイド搭載一眼レフですが、
実現の可能性を考えてみたいと思います。
アンドロイド搭載の最大のメリットである、
「操作性」と「インターネット接続」「アプリ」は
一眼レフにどのように活かされるのでしょうか?
一眼レフの場合、操作性に要求されるのは
わかりやすさよりスピードと正確性です。
シャッターチャンスに巡り会ったときに、
すばやく絞りとシャッタースピードを設定するには
タッチ操作よりダイヤル操作が優れています。
また、熟練したカメラマンはファインダーを覗きながら
ダイヤル操作をすることがあります。
設定を変える度にファンダーから顔を離して、
かつシャッターボタンから指を離すのは
我慢できませんよね。。
つまり、カメラの設定はアンドロイド搭載のメリット
「タッチパネルによる操作性向上」は
あまり意味がなさそうです。
撮影写真の閲覧はどうでしょうか?
個人的にはダイヤルで写真を次々見ていく作業は
非常にやりやすいと感じます。
一方で、サムネイル画面を指でスクロールする操作も
非常にわかりやすいですね。
閲覧に関しては、メリットがありそうです。
ここまでを総括すると、
アンドロイド搭載メリットの一つ
「操作性」はイマイチ活かしきれないようです。
「インターネット接続」はどうでしょうか?
一眼レフの写真はスマートフォンやデジカメ写真に比べて
ファイルサイズが大きいので、そのままインターネットに
送信すると時間がかかりそうですね。
プロカメラマンの場合、1日の撮影枚数が万枚オーダーに
なることがあります。とても現在の回線ではインターネットに
保存しきれないですね。
プロカメラマンは確実性を求めます。
将来、回線が桁外れにスピードアップすると、
撮った写真を当たり前のようにインターネット上に
保存できるようになるかもしれません。
それはまだ先の話なので、
いまのところはメリットが少なそうですね。
「アプリ」のメリットはどうでしょうか?
さすがに通話アプリを使って、
一眼レフで通話するのはイメージできません(笑)
撮影後のレタッチは使えるかもしれませんね。
現在レタッチは撮影後にパソコンで行うことが主流です。
アンドロイドの豊富なレタッチソフトを一眼レフで
使うことができれば・・・
画面が小さくてやりにくいと思いますが、
これまでできなかったことができるようになる、
という意味で少しメリットがありそうです。
またスマートフォンでは撮影モードを拡充するアプリが
豊富にありますが、メーカーが撮影モードを
そこまで開放するとは思えません。
現在予想できるのはそこまでですが、
雑草のように思わぬ場所から新しいアプリが生まれていますので、
思いもよらない魅力的なアプリが出てくるかもしれませんね。
ここまでまとめると、
アンドロイド搭載一眼レフはあまりメリットが多くないですね。
一眼レフ、特に中級機種より上のクラスは
「よい写真を撮る」その1点でとんがった存在で
あってほしいと願っています。
一方で、ミラーレスや入門機は
アンドロイド搭載の可能性を否定できません。
キヤノンが参入して今のミラーレス市場はカオス状態です。
カメラの機能で勝負できなくなったメーカーが
起死回生の話題作りとして、アンドロイドを搭載した
別の軸で勝負してくるかもしれません。
これからの展開が楽しみですね。

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