一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
現在、アメリカでPMAという、
世界的なカメラの展示会が行われています。
カメラ業界の展示会としては、
ドイツのフォトキナ、アメリカのPMA、
そして2月に開催される横浜のCP+が
有名どころですね。
特にCP+はおすすめです。
ぜひ、足を運んで下さいね。
さて、こうした展示会では、
メーカー各社がサプライズ的に新商品を
発表します。
今回のPMAでも、
・キヤノン Power Shot G1x
・シグマがEマウントの交換レンズ参入
など、いくつか注目すべきトピックがあります。
その中でも、富士フイルムのミラーレス参入は
特筆すべきものですね。
富士フイルム「X-Pro1」
-独自のXマウントを採用した、同社初のミラーレス機「X-Pro1」
-撮像素子は、新開発のAPSサイズの16メガ”X-Trans”CMOSセンサーを搭載。
-独自カラーフィルターでローパスフィルターなしでも擬色やモアレを抑えた、
高解像度な描写を実現。最高感度ISO25,600。
-同時発表のレンズは、単焦点レンズ3種。
フジノン「XF18mmF2.8R」「XF35mmF1.4R」「60mmF2.4R Macro」。
-ファインダーは第2世代のハイブリッドマルチビューファインダーを採用。
富士フイルムは2年前からX100、X10とクラシカルな外観の
カメラを販売してきました。今のカメラにはないファッション性から、
年配の方だけで無く、女性にも人気を博してきました。
今回のミラーレスの特徴は、
ローパスフィルターをなくしたことです。
現在のデジタルカメラはモアレ防止のために
撮像素子の前面にローパスフィルターを配置
することがほぼ標準になっています。
今回、カラーフィルターの配列を工夫することで、
ローパスフィルターなしでもモアレを抑えることに
成功したようです。
ローパスフィルターをなくすことで解像度が向上しますので、
どこまで絵として見えるか楽しみですね。
値段が15万円程度と、少し高価ですので、
「大人のミラーレス」という位置づけになるでしょう。
同時発表の交換レンズが、全て単焦点レンズというのも
いいですね。。
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