一眼レフ☆ -10℃の撮影で気をつけること | 自宅で本格的に写真を学べる!フォトアドバイスの一眼レフ講座 | デジタル一眼レフ上達講座公式Blog -フォトアドバイス-

デジタル一眼レフ無料メール講座
facebooktwitter

デジタル一眼レフ上達講座公式Blog

2011.12.19 一眼レフ☆ -10℃の撮影で気をつけること

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
 

【ご質問】
 

私は、北海道札幌市に住む、
デジタル一眼カメラ初心者です。
 

ご案内のように、当地札幌の冬は、
屋外で気温が0度と言うのは普通で
 

時によれば、マイナス10度という時もあります。
カメラの仕様書によれば(ソニーα55・α77・α900)
0~40度で使用となっていますが、
 

これでは、当地で、冬の屋外の撮影は
できないことになります。
 

カメラを何らかの方法で保温する等、
方法は無いのでしょうか?
 

厳寒のもとで撮影されてと思われる、
樹氷・丹頂鶴・ホワイトイルミネーションの
写真等を見かけます。
 

これの写真は、どの様に
撮影されているのでしょうか?
 

プロ仕様の特別なカメラで撮影されたものなのでしょうか?
 

ご教示願えれば、幸いです。
 

 

【ご回答】
 

冬の北海道は確かに寒いですよね。
 

私は東京以北に済んだことが無いので、
おそらく想像もつかない寒さかと思います。。。
 

 

ご質問のカメラの動作環境の使用温度範囲
は確かに約0-40℃と表記されていますね。
 

SONYに限らず、プロ仕様のNikonD3s(0-40℃)や
CanonEOS1D系(0-45℃)も、表記は同じ様な感じです。
 

でも実際はこれらのカメラで、
氷点下の場所で写真は撮られている訳です。
 

だしかに電子機器のカメラは寒さには注意が必要です。
だからといって、マイナス1度ですぐダメになる物でもありません。
当然、メーカーは余裕をもって表記しています。
 

 

このあたり、プロカメラマンのご意見も聞いてみました。
 

 

——————————————
 

-10度の場所でも、普通の状態で撮影できます。
 

冬の北海道で、丹頂や流氷をノーマル状態で
撮影した事もあります。
 

今年の元旦は山の中で、氷点下10度の場所で
1時間くらい撮影していました。
 

——————————————
 

 

ただし、注意点があります。
 

 

最も怖いのは、結露です。
 

撮影後に寒い場所から室内に入る時は注意です。
急な温度差にならないようにして下さい。
 

特にレンズは曇るので、内部まで曇ったら大変です。
カメラバックの中で温度に慣らしましょう。
 

 

次は電池が消耗が激しくなります。
 

カメラが大丈夫でも電池の消耗が早いです。
予備バッテッリーがあれば安心です。
 

すこし時間をかける撮影時は、
タオルで包むなどの対策はした方が良いですね。
 

 

便利な道具として、こんな商品もあります。
メーカー エツミ
デジタル プロテクターカバー2
 

抜群の防寒性と保温性を誇る旭化成せんい(株)保温構造素材
ニューパーライトを採用。防寒、防塵、撥水、音の減少、
特に冬期の撮影に威力を発揮。
 

カバー内では手袋越しで操作しづらい電子ダイヤルやボタン類を
直接素手で操作できるので、寒冷地での屋外撮影など
即応性が求められるシーンでも威力を発揮します。
 

とあります。


http://amzn.to/upCAkW
 

 

あとカメラでは
PENTAX K-5は、【-10℃耐寒動作保証】をしています。
http://www.pentax.jp/japan/products/k-5/feature_5.html
たしかに、防塵防滴ボディですし、
メーカーが保証しているので安心ですね。
 

もちろん氷点下が30度とかなら、上記の耐寒カバーなり、
いろいろ対策しなくてはならないと思います。
 

素手だと、金属のカメラが手にくっついてしまう場合がありえます。
三脚も金属部は注意ですね。
 

よろしくお願いします。

いいね!して最新記事を受け取る

この記事を友達に教える

全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る

facebook
ページTOPへ