一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
今回は、Nikon 1の面白い機能について
紹介させていただきます。
Nikon 1はご存じの通り、ニコンが発売する
ミラーレスカメラです。
後発組のニコンはさすがカメラを良く研究しています。
アートフィルター機能に代表されるように、
最近のカメラは撮影後「ジオラマ」「ファンタスティック」
など画処理を行う機能を売りにしてきました。
Nikon 1は高速な連写機能を活かして、
これまでに無かった新機能を盛り込んでいます。
それは、
「モーションスナップショット」
「スマートフォトセレクター」
の2つです。
ニコン製品紹介サイトで
サンプルを観ることができます。
↓
http://www.nikon-image.com/products/camera/acil/body/nikon1_j1/features01.htm#a2
これはどちらも、シャッターを押した瞬間の
前後を記録する機能です。
「モーションスナップショット」は、
シャッターボタンを押すだけで、静止画とシャッターを押した
前後の約1秒間がスローモーション動画で記録されます。
これを再生すると静止画とスロー動画と音楽が組み合わせられて
とても印象深い作品になります。
ちょっと言葉では説明しにくいので、
ぜひ上記のニコンサイトからサンプルを観てくださいね。
「スマートフォトセレクター」は、
シャッターを押した瞬間の前後20カットの写真を
秒間30コマの連写速度で自動撮影してくれます。
さらに驚くのは、
その20コマの中から、
「この写真いいんじゃない?」とカメラが勝手に判断して、
20カットから5カットを自動的に選び出してくれます。
目をつぶっているとか、横を向いているとか
画像認識で選択していると思われます。
これまでカメラはシャッターを押した瞬間を残すことが
当たり前と思われてきました。
ところが、今後はタイムマシンのように、
シャッターを押した前後をどのように使うか、が
新しい差別化になるかもしれませんね。
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