一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
今回はオリンパスの経営問題について
紹介します。
先日、オリンパスの社長解任劇が
ニュースで飛び交いました。
オリンパス発表
↓
http://www.olympus.co.jp/jp/info/2011b/if111014corpj.cfm
オリンパス株式会社は14日、代表取締役社長で執行役員の
マイケル・シー・ウッドフォード(Michael C. Woodford)氏を
解任すると発表した。
同日付で代表取締役会長の菊川剛氏が社長を兼任する。
社長解任の理由は、ウッドフォード氏と他の経営陣の間で
経営の方向性や手法に関して大きな乖離が生じ、
経営の意思決定に支障をきたす状況になったためという。
ウッドフォード氏は、今年4月1日に社長に就任していました。
つまり、任期たった半年での解任劇です。
ウッドフォード氏はオリンパスの英国子会社に医療機器の営業として入社、
1991年に代表取締役社長に就任、また2005年にはオリンパス
メディカルシステムズ・ヨーロッパの代表取締役社長を兼任。
この間、北米における医療事業および産業事業のビジネス統括も担当しています。
その後、オリンパス・ヨーロッパ・ホールディングの
代表取締役社長に就き、欧州におけるオリンパスの
全事業を統括するなどの経歴がある。
この経歴から非常にやり手の経営者という面がうかがえます。
就任時のインタビューにて、業績が振るわないカメラ事業の
撤退も選択肢とする、とコメントしていました。
解任劇にはカメラ事業が深く関わっているのではと
推測されます。
過去の巨額M&A失敗の責任追及を行ったところ、
取締役会から解任されたという話もあります。
どちらが真相か、これからわかってくると思いますが、
いずれにしろ、オリンパスユーザーは安心できないですね。
株価がストップ安で急落しているので、
市場からはオリンパスの経営姿勢に疑問符がつけられています。
XZ-1のように素晴らしいカメラを作り出す技術を持っていますので、
今後の経営の立て直しに期待するばかりです。
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