一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
今回はメールサポートのご質問について、
回答を紹介させていただきます。
【ご質問】
マクロレンズの代用と聞いたのですが、
中間リングについて教えてください。
単焦点レンズやズ-ムレンズに取り付け出来ますか?
【ご回答】
エクステンションチューブ
(別名:中間リング 接写リング) とは、
マクロレンズではないレンズで、
マクロ撮影を行うためのものです。
レンズの後玉と映像素子の距離をあけることで、
実質的に最大撮影倍率が大きくなります。
オートフォーカスや絞り制御の電子接点は
備わっていますが、基本的にレンズの無い
ただの筒です。
以前に紹介した、クローズアップレンズは
レンズの先端に虫眼鏡を装着するので、
余計なレンズがあるかないかが異なります。
↓
http://photo-advice.jp/wp/blog/803.html
クローズアップレンズに比べて、余計なレンズを
通さない分、中間リングの方が画質の劣化は少なくなります。
価格もクローズアップレンズより高価ですが、
本格的なマクロレンズより安くなっています。
実際に中間レンズを装着すると、
カメラとレンズの間に付けるので手間がかかったり、
絞り値が暗くなったり、接写しかできなくなる・・・
と、完全にマクロレンズの代用にはならないのですが、
お手軽に画質低下を抑えてマクロ撮影を楽しみたい
方にはおすすめできます。
装着するレンズとの対応を気をつけないといけないので、
事前に良く確認してくださいね。
例えば、Canonレンズとの対応例はこちら
↓
http://cweb.canon.jp/ef/accessary/detail/9198a001.html
中間リングの効果例
↓
http://www.hicat.ne.jp/~bianchi/bianchi/ex-tube.html
中間リングの価格をチェックする
↓
http://amzn.to/rrpMlW
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