和の雰囲気を生かしたテーブルフォトの撮り方とは | 自宅で本格的に写真を学べる!フォトアドバイスの一眼レフ講座 | デジタル一眼レフ上達講座公式Blog -フォトアドバイス-

デジタル一眼レフ無料メール講座
facebooktwitter

デジタル一眼レフ上達講座公式Blog

2016.02.03 和の雰囲気を生かしたテーブルフォトの撮り方とは

メールサポートでいただいたご質問を紹介します。

【ご質問】

和菓子を黒のデコラ板で撮影しました。

ライティングをどうしたら良いか
分かりませんでしたので、
黒のレフ板で映り込みを抑えて撮影してみました。

埃が写りこんでいますが、
修正を行っていない写真です。

ms_0127_1
よろしくお願いします。


【回答】

デコラ板とは住友ベークライト(株)の
商品名で室内の建材によく使われる
樹脂またはアルミの板です。

haikei_09
(引用:capricious.info)

テーブルの天板、カウンター、壁面など
見栄えのするところに使われます。

写真撮影では、
高級感のある光沢と、
固いながらも曲がる性質から
物撮りの背景に使われます。

デコラ板を使うときのコツは
積極的に反射を活かすことです。

ただし、元々反射しやすい素材なので、
うっかりすると不要な物が反射して
中途半端なカッコ悪い写真になってしまいます。

そういう意味で、黒いデコラ板を
使ったのはよかったですね。

反射させる光としては、
トレーシングペーパー越しの
ライト(光)が適しています。

100000001002366772_10204
(引用:ヨドバシカメラ)

光と反射の効果で、高級感のある
雰囲気がよく出た写真を撮ることができます。

まず、料理(お菓子)の上部にトレペ
(トレーシングペーパー)をひきます。
トレペの配置は斜めでも構いません。

03
(引用:エクセルで作る飲食店メニュー)

次にトレペの向こう側からストロボで
ライティングします。

そうしてできたトレペ越しの光を
デコラ板に反射させてください。

すると、こういう写真が撮れます。

ms_0127_3
(撮影:中村カメラマン)

物撮りでは、
反射はやっかいに思われますが、
反射を活かした演出が
できるようになると面白いですね。

いいね!して最新記事を受け取る

この記事を友達に教える

全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る

facebook
ページTOPへ