一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
先日お伝えしたニコンのミラーレス記事について、
ついに新機種発表がありました。
その名も、「Nikon 1(ワン)」
非常にシンプルな名前で、
この機種に懸けるニコンの想いが
伝わってくるようです。
台風で日本中が混乱していたタイミングで、
ミラーレス市場の台風になるのか、
非常に楽しみな機種です。
新デジタルカメラシステムの新ブランド
レンズ交換式アドバンストカメラ
「Nikon 1(ワン)」誕生
http://www.nikon.co.jp/news/2011/0921_nikon-1-brand_04.htm
Nikon 1 の特徴を挙げると、以下の4点です。
-撮像素子に、1インチ(CXフォーマット)の
CMOSセンサーを採用。画素数は10.1メガに。
撮像素子サイズはフォーサーズより一回り小さい
1インチを採用しています。
ソニーのミラーレスが画質を重視してAPS-Cサイズを
採用しているのに対して、ニコンが画質より
光学系サイズを重視してきたのは意外でした。
その代わり画素数を1000万に抑えて、
画素数勝負の土俵に上がらない戦略をとっています。
-AF方式は、センサー位相差とコントラストAFの
ハイブリッド。
富士フイルムが昨年発表した撮像素子を使った
オートフォーカス機構を採用しています。
ミラーレス機の弱点であるオートフォーカスの
遅さをカバーする仕組みです。
この仕組みについては後日詳しく説明しようと思います。
-レンズマウントは新規開発の「Nkon 1マウント」。
Fマウント変換アダプターも用意。
ついにニコンがFマウントから離れて新しい
マウントを採用しました。
変換アダプターでFマウントを装着できますが、
まったく別系統と考えて良いでしょう。
光学メーカーのニコンが本気で作るレンズが
どれくらいの性能を持っているのか期待できます。
-秒10コマのAF追従連写と、
AF固定でフルサイズ秒60コマ連写を実現。
AF固定ながら、秒60コマで1000万画素は
すごい数値です。カワセミなど素早い被写体の
撮影も楽々こなせそうですね。
まず、第一報としてお伝えしました。
引き続き、Nikon 1について書いて行きたいと思います。
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