メールサポートでいただいたご質問を紹介します。
【ご質問】
先日、実家で昔使っていた
カメラが出てきました。
懐かしい気持ちもあるので、
はじめてのテーブルフォトに
挑戦しようかと思います。
そこで引っかかるのが背景なのですが、
下に敷くのはどんなものがよいでしょうか?
また撮影のコツなどがあったら
アドバイスいただけると幸いです。
【回答】
いいですねレトロカメラ
金属の質感を上手く表現したり、
黒い部分がつぶれないように
露出を調整したり。
カメラを撮ることは
テーブルフォトの技術を習得するのに
とてもよい練習です。
ご質問にある下地の選び方としては、
被写体のイメージに近いものを
用意するとよいでしょう。
今回はレトロカメラなので、
これに似合う背景として
渋い木目とか似合いますね。
(引用:yokof.jp)
または生地であれば暗い色調で
柄がシンプルなものが良いでしょう。
とはいえ、これが正解というものは無いので、
あまり難しく考えずに服を合わせる感覚で
マッチングを楽しんでみましょう。
コツとして、
背景はとにかくシンプル
を心がけましょう。
カーテン越しの窓を逆光にして
背景を白く飛ばしてしまったり、
あるいは白い壁を背景にしたり。
日常生活では思った以上に
余計な生活感が入り込んでくるので
画面の隅々まで気を配りましょう。
テーブルフォトではライティングが
とても重要なポイントです。
経験を積んでくればストロボなど
本格的なライティングに挑戦しても
いいのですが、最初は窓際の自然光で
撮ってみましょう。
直射日光を当てるのではなく、
窓の明かりをカーテン越しに
当てれば撮りやすくなります。
この時、逆光で露出をプラス補正して撮ると
ふんわりした雰囲気が簡単に出せるので
おすすめです。
(引用:T-SITE)
もう一歩踏み込んで
カメラの質感を出すために、
光を少しサイド気味に当てて陰影をつけると、
立体感や金属の質感といった雰囲気がでます。
また、カレンダーの裏など
なんでもよいので白い紙を
レフ版代わりに当ててみましょう。
レフ版の有無を実際に比べると
光の工夫が良く理解できます。
慣れてくれば、雰囲気を演出する
小物の配置に挑戦してみましょう。
(引用:masa* photo lesson)
あるいは、
思い切って屋外に出かけるのも方法です。
屋外のベンチ、切り株の上、芝生の上・・・
渋いカメラが置けるスペースがあれば
どこでも撮れますね。
下地選びと同じように、
シチュエーションを見つけることを
楽しんでみても良いですね。
こちらは生徒さんの作品です。
ご参考にしてみてください。
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全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る