一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
ノイズのお話の続きを書こうと思いましたが、
ソニーから新製品が発表されましたので
速報をお伝えします。
今回のソニー新製品は、かなりの力作です。
特にマイクロフォーサーズ陣営とシェアを
競い合っているミラーレス市場では、
高いアドバンテージを得るものと思われます。
ミラーレス機初の中堅機となる、
235.9万ドット有機EL電子ビューファインダー内蔵
2,430万画素APSサイズCMOS搭載「NEX-7」発表
↓
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-7/
【特徴】
-235.9万ドットの有機ELディスプレイ方式EVFをボディーに内蔵。
⇒ 電子ビューファインダーがより見やすくなった
-APS-C 2,430万画素CMOSセンサーを搭載。
⇒ APS-Cの撮像素子で最高画素数
-ストロボを本体に内蔵。
⇒ いざというときにストロボが使える
-別売のトランスルーセントテクノロジーを搭載マウントアダプター
「LA-EA2」に対応。同ユニットにより、Aマウントレンズを位相差検出AFで利用可能に。
⇒ 後ほど詳しく説明します。
-実売価格ボディー13万円前後、標準ズームキット145,000円前後。
-11月11日発売。
11月発売とずいぶん先で、価格も一眼レフの中級機種が買える
価格帯ですが、ワンクラス上のミラーレスを求めている方には
待ち遠しい機種ですね。
Aマウントレンズを位相差検出AFでNEXシリーズに装着できる
トランスルーセントシステム内蔵マウントアダプター「LA-EA2」発表
↓
http://www.sony.jp/ichigan/products/LA-EA2/index.html
【特徴】
-α Aマウント用レンズをEマウントのNEXシリーズに装着できるアダプター。
⇒ ミノルタ時代からのαレンズをミラーレス機のNEXで使えます
-マウントアダプター内にトランスルーセントテクノロジー機能を内蔵することで、
Aマウントレンズを、位相差検出AFで利用可能。
⇒ 少し説明が複雑になりますが、
ミラーレス機と一眼レフはオートフォーカスの仕組みが異なります。
以前もαレンズをNEXで使えるアダプターが販売されていましたが、
とてつもなくオートフォーカスが遅いと評判?でした。
今回、アダプター自身に一眼レフと同じオートフォーカス専用の
センサを搭載することで、一眼レフ並みの高速なピント合わせを
可能にしています。
-Aマウントボディーはセンサーシフト式AFで、NEX系はレンズ側の
光学手ぶれ補正のため、本アダプター装着時には手ぶれ補正機能の利用は不可。
⇒ 手ぶれ補正の方式が異なるので、残念ながら手ぶれ補正は使えません。
-39,900円。10月14日発売。
オートフォーカスの装置が一通り入っているので、
サイズが大きく、価格も高価です。
しかし、αレンズをストレスなくNEXで使えるので、
NEXの購入をためらっているユーザーには朗報ですね。
次回は、α77についてお話しします。
いいね!して最新記事を受け取る
この記事を友達に教える
全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る