一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
今回は視点を変えて、デジタルカメラの
シェアについてお話しします。
テレビCMや店頭の展示だけでは、
メーカーのシェアはなかなかわかりませんが、
比率という数字ではっきりと知ることができます。
下記は7月の日刊工業新聞に掲載された、
主要工業製品のシェアです。
デジタルカメラ 「国内」
1. キヤノン 32.0%
2. ニコン 29.4%
3. ソニー 13.1%
4. パナソニック 9.9%
5. オリンパス 8.2%
2大メーカーのキヤノンとニコンが突出して、
ソニー等その他のメーカーが追う形になっています。
観光地で見かけるカメラも、
ほぼこうしたシェアに近いので、
直感的に納得できると思います。
さて、それでは世界に目を移すと
どうなるでしょうか?
同じく7月の日刊工業新聞によると、
デジタルカメラ 「世界」
1. キヤノン 20.0%
2. ソニー 18.9%
3. ニコン 14.5%
4. サムスン電子 11.4%
5. パナソニック 8.8%
トップ3の顔ぶれは変わらず。
若干数字が変わっているくらいですね。
注目は4位のサムスンです。
サムスンは日本でカメラを販売していないので、
日本の認知度は低いかもしれませんが、
海外の販売店ではいたるところに専用ブースを
構えて販売しています。
広告も積極的で、さすが世界No.1のエレクトロニクス
メーカーの勢いですね。
デジタルカメラは日本がシェア上位を独占する、
数少ない最後の聖地と言われる分野です。
高品質で性能の高いカメラを世の中に送り出し、
ユーザーに支持されることをひたすら続ける。
そうした積み重ねこそが、今後も
世界を制する原動力となることを確信しています。
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