一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
先日の撮像素子に関する記事で、読者の方から
ご丁寧なメールをいただきました。
「撮像素子サイズを比較してみました」
↓
http://photo-advice.jp/wp/blog/726.html
撮像素子の画素数を、往年のテープにたとえて
解説されるあたり、さすが理系の方だなと感じました。
画素数の向上はそろそろ頭打ちになってきたかもしれません。
最近はミラーレス機のコンパクトさ、アートフィルターなどの
撮影後のバリエーションに移ってきました。
これから一眼レフがどのように発展するか、
私も楽しみでもあります。
ありがとうございました。
ここから
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7月27日のフォトアドバイスメールは、
改めて、自分の認識の曖昧さが判り、
大変良かったと思いました。
撮像素子については、データなどは理解しており、
判った積りに成っていました。
同じサイズの撮像素子なら、600万画素のカメラと、
1200万画素のカメラを600万画素に落としたのとは、
全く同じと思っていました。改めて考えると、
同じ面積に600万ドットを埋めたのと1200万ドットを
埋めたものを半分に落としたものでは、数
は同じですがその環境は違うと言う事になりますね。
大変参考に成りました。
記事内容の半分は、即納得し、残りの半分は、
現状では納得と思いました。
と言うのは、かって、オープンテープが全盛期の時代、
カッセットテープが発売されました。
前者に比べ後者は、幅は狭くテープスピードは遅いで、
とても対抗できる代物ではなく、せいぜい玩具に近いものと、
理工系に近い評論家も言い、私もそう思いました。
塗布された磁性体の活用される量は、テープ幅とテープ速度に
よって決まるからです。
更に、往復ステレオ録音再生となれば、
狭いテープ幅の片側半分の中に、2本のトラックを作ります。
物理的性能の差は、格段に違うと思いました。
所が、その後の10年間で、磁性体の改良、
磁気ヘッドのギャップの改良、ドルビーシステムの導入や
小型化の推進で、カセットテープは爆発的に普及し、
家庭からオープンテープは、一部を除き姿を消しました。
この様な例は外にもあります。
しかし、オリンパス工業が、ハーフサイズのカメラを
出した時にはこれは、小型化ということで発展すると思いましたが、
思った程は広がりませんでした。
デジカメは、今後とも、購入者の、画素数は多いほど良い筈と言う
本能的思い込みに合せて、暫くは、増加するものと思っています。
それに伴い、鮮鋭度、解像度、コントラストの改良が図られると
思っています。それらは、手段を選ばす結果が良くなれば良いという
方向です。どの変で落ち着くのか、興味を持って見ています。
この様に書くと、メカやシステムに、大変興味が有るように
見えるとおもいますが、今の私は、作品が全てで、
カメラは手段と割り切っています。若い時の私は、
理工系と言うこともあり、メカにばかり気に掛けていました。
今の私が若ければ、ニコンのFxフォーマット2400万画素の
カメラを買ったでしょう。
しかし、高価で重くてプロ用だと思います。
今後とも、解説書を読んでも判らない、
はっと思わせるアドヴァイスを、期待しております。
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