一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
今回もメールサポートでいただいた
ご質問に回答させていただきます。
【ご質問】
撮像素子の1/2.3と1/1.8では
どちらの方がAPS-Cに近いのですか?
【ご回答】
1/2.3と1/1.8は共に撮像素子の対角方向の
長さを表しています。
単位はインチです。
分数なので少し戸惑ってしまいますが、
1/2.3より1/1.8の方が大きいです。
最近はコンパクトデジカメの撮像素子として、
1/2.3が主流になっています。
オリンパスのXZ-1のように、高級コンパクトでは
1/1.8を採用して高感度をアピールしています。
では、1/2.3と1/1.8に対して、一眼レフの
APS-C、フルサイズはどれくらい違うのでしょうか?
こちらのサイトをご覧ください。
撮像素子のサイズを直感的にわかりやすいよう
図示しています。
↓
http://takuki.com/gabasaku/CCD.htm
この比較図を見ると、
フルサイズ > APS-C >>>> 1/1.8 > 1/2.3
という関係になっています。
いかに一眼レフの撮像素子がコンパクトに比べて
大きいか、ということがよくわかります。
感度は1画素あたりの面積で決まるので、
上記のサイズだけでなく画素数が関係することに
注意してください。
比較図を改めて眺めると、
Pentax Qが、どれだけ思い切って撮像素子サイズを
1/2.3に決めたかがわかりますね。
ありがとうございました。
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