一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
前回のオリンパス「E-PL3」と同時発表された
「PEN Lite E-PL3」と「OLYMPUS PEN mini E-PM1」
の話題です。
PEN Lite E-PL3
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110630_457008.html
PEN mini E-PM1
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110630_457002.html
どちらも開発中の製品なので、
発表会ではモックアップのみの展示です。
PEN Lite E-PL3はラインナップの中堅に位置します。
基本性能は上級機の「E-P3」のものを踏襲して、
画質は「E-P3」と同等に仕上がっています。
背面のチルトする液晶や、フラットな形状は
ソニーのNEXと非常に似ています。
PEN Lite E-PL3の売りは、上記種と同等の性能なのに
こんなにコンパクト!なので、コンパクトさを
追求するとこうした形になるのでしょうか?
いずれにしろ、Pentax Qの登場で
ミラーレスの競争軸はコンパクトさになるでしょう。
少し出遅れましたが、PEN Lite E-PL3は
オリンパスの主力になると思います。
PEN mini E-PM1はとことんコンパクトさにこだわった機種です。
これもまた、世界最小最軽量を謳っていますが、
「クラス世界最小最軽量(同社基準)」
と、色々但し書きがついています。
Pentax Qが撮像素子を思い切って、
あれだけ小型化したので、各社が基準を作らないと
勝負にならないですからね。
こちらも上位機種と同等の撮像性能を持ちながら、
コンパクトさをアピールしています。
LiteとMiniのどちらが受け入れられるかが、
これからのミラーレス市場の行方を決めるでしょう。
どちらも販売時期は2011年秋。
秋の発売機種を6月に発表するのは、
ずいぶん早いなという印象を受けます。
6月はソニー、パナソニック、そしてペンタックスと
新型ミラーレスの発表が相次いだので、
夏のボーナスで他社製品を買われてなるものか!
というオリンパスの焦りかもしれませんね。
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