一眼レフ☆ 超音波モーターがオートフォーカスを早くする | 自宅で本格的に写真を学べる!フォトアドバイスの一眼レフ講座 | デジタル一眼レフ上達講座公式Blog -フォトアドバイス-

デジタル一眼レフ無料メール講座
facebooktwitter

デジタル一眼レフ上達講座公式Blog

2011.06.02 一眼レフ☆ 超音波モーターがオートフォーカスを早くする

一眼レフ☆ 超音波モーターがオートフォーカスを早くする

【ご質問】

オートフォーカスの速さは、
カメラ本体よりもレンズによるのでしょうか?

【ご回答】

一眼レフのオートフォーカスは、

1. 被写体を見てピントのズレ量を計算する作業
2. レンズを動かしてピントを合わせる作業

に分けられます。

1. の作業は一眼レフの位相差AFという
仕組みによるものです。

詳細な説明はこちらから

http://www.nikon.co.jp/profile/technology/core/software/caf/

簡単に言うと、
「ピントがジャスピンからどれだけずれているか」
つまり、ピントのズレ量を即座に計算することができます。

ここは各メーカーのノウハウが
凝縮されているところです。

数値化して比較するのが難しいのですが、
プロカメラマンのコメントとして、

「キヤノンは食いつきが早い」
「ニコンは食いついたら離れない」

というふうに表現されることがあります。

ピントのズレ量がわかれば、次にズレ量分だけ
レンズを動かしてピントを合わせます。

レンズを動かすのは、レンズに
搭載されているモーターです。

このモーターには、DCモーターと超音波モーターの
2種類があって、超音波モーターの方が圧倒的に
素早く駆動できます。

超音波モーターはキヤノンがUSMとして、
いち早く搭載してきました。
その後、各社からSWD、PEZなど様々な呼び方で
続々と搭載しています。

お手持ちのレンズの中には、「ジージー」と
音を立てて、いつまで経ってもピントを合わせない
のんびりレンズがあると思います。

せっかくボディがピントのズレ量を素早く求めても、
肝心のレンズ駆動が遅いとピントを合わせるのに
時間がかかってしまいます。

したがって、スポーツ撮影や動くお子さんなどを
撮影する場合は、レンズに超音波モーターが搭載
されているかを確認してくださいね。

いいね!して最新記事を受け取る

この記事を友達に教える

全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る

facebook
ページTOPへ