一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
メールサポートのご質問をご紹介します。
【ご質問】
アメフトとかチアとか動きのあるものを撮るときの
AFのモードはどの設定がいいのでしょうか?
測距エリア選択モードは何も考えずに
19点なんちゃらという状態で撮ってます。
微妙にぼやけた写真は手振れなのか、
ピントが合ってないのか自分でもよく分かりません。
【ご回答】
フォトアドバイスの佐藤です。
ご質問ありがとうございます。
まず、ピントが合っていない写真の
原因を特定しましょう。
ご自身で判断してもらうのが一番ですが、
写真を送っていただければ、
私も原因を一緒に見させてもらいます。
・手ぶれ、被写体ブレ
シャッタースピードの値を見て、
極端に遅くなっていないかを確認します。
画像が全体的に流れたようになっていれば手ぶれ、
背景は動いていないけど被写体が流れていれば被写体ブレ
と判断できます。
対策として、三脚でカメラを固定すること、
ISO感度を上げるか明るいレンズを使って
シャッタースピードを上げることが基本です。
これらはAFの設定と関係なく、改善が可能な原因です。
・狙ったところと違うところにピントが合っている
これはAFのモードと撮影方法で
改善する可能性があります。
撮影タイミングに余裕があるのなら、
中央1点&ワンショットを使います。
被写体の顔や胸にピントを合わせて、
AFロックでフレーミングをずらし、
構図を決めてからシャッターを押します。
この撮影方法のメリットは、狙ったところに
確実にピントを合わせられることです。
被写体の動きが速くてフレーミングするのが
やっとの場合。
全点AF&サーボを使います。
とにかくAFの測距点が被写体に重なるようにして、
シャッターを切り続けます。ピントが後ろに抜けたり、
意図していない場所に合ったりするので、
多少運任せとなります。
上記2通りの中間として、
ある程度構図が決まっているのなら
測距点を一部に固定したり、
AIフォーカスを使う方法が挙げられます。
参考に、いくつかサイトを挙げますね。
Canonサイトから、オートフォーカス設定の解説です。
http://cp.c-ij.com/ja/photoshooting/techniques/camerafunction/camerafunction13.html
マニュアルフォーカス時代からスポーツ写真を撮り続けている
カメラマンの苦労話です。
http://www.satorw.com/column/co52.html
親指AFの使い方です
http://www.webgpe.com/lab/ptec/pg358.html
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