万年カメラ初中級から抜け出す秘訣とは? | 自宅で本格的に写真を学べる!フォトアドバイスの一眼レフ講座 | デジタル一眼レフ上達講座公式Blog -フォトアドバイス-

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2015.08.05 万年カメラ初中級から抜け出す秘訣とは?

フォトアドバイスの佐藤です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】

コスモスや逆光の新緑など
ネット上の写真を参考に同じような写真を
撮ろうとした事は何度もあるのですが、
似たような写真にすらならず
中途半端な写真になってしまいます。

その理由は、単に粘りが足りない
と考えていいのでしょうか。

そう考えると、
同じ状況になる場所を探すだけでも
相当な時間をかけないと見つからない
と言う事でしょうか。

本当に時間さえかければいいのか?
と疑問に感じてしまいます。

撮った被写体は違いますが、
添付画像1つ目は参考にした写真で
2つ目が自分の写真です

http://photo-advice.jp/wp/wp-content/uploads/2015/08/ms_150805.jpg

※30年前から写真やってますが、
万年初心者から抜け出すきっかけになればと思います。
【回答】
写真には「技術」と「創造」の2面があります。

絞りをいくつにしたとか、
シャッタースピードをいくつにしたとか、

いわゆる「技術」に関係する撮影データは
写真を長くやっている方には、
それほど参考にはならないと思います。

(初心者の方には参考になりますが・・)
「写真を撮れた!」という満足感は
この「技術」の模倣ではないですよね。

他の方の写真を参考にする際に注目すべきは
この写真の何が良いか?とか
何を人に訴えているか?という
「創造」の部分です
最初は真似でも構いません。
やがて参考写真の「創造」を超える
着眼点に気づくことで独自の作品を
撮れるようになります。

そうすれば、
「撮れた!」という満足度は
かなり上がるはずです。
お送りいただい2点の写真は、
同じテクニックを使っています。

逆光、緑、透過光、たまボケ

参考写真の上手い「技術」を
しっかりと自分のものにできていると思います。
その上で、被写体であるカエデの
「何が面白いか?」を自分なりに
しっかり分析していますか?

・画面全体の新緑の爽やかさ
・玉ボケの配置バランス
・カエデの影の陰影と光の当たる向きの
・構図の王道である斜めの流れ

など、ご自身でしか気づきえない
面白いと感じたポイントがあるはずです。

この自分だけの面白いと感じたポイントが
「創造」へのステップアップです。

「創造」を活かすために「技術」があります。

お写真から「技術」はもうクリアされているので、
この「創造」を活かす被写体に
出会うこと、見つけること、(活かすこと
が、万年初中級者からの脱却です。
> 同じ状況になる場所を探すだけでも
> 相当な時間をかけないと見つからない
> と言う事でしょうか。
>
> 本当に時間さえかければいいのか?
> と疑問に感じてしまいます。
上達講座DVDでもお伝えしていますが
『その時その場にいること』が
写真を撮る上での大前提です。

場所、シチュエーションに関しては、
とにかく行かなければ撮れないです。
※ カメラ開発者とプロカメラマンが作った
※ 「デジタル一眼レフ上達講座DVD」
※ ↓
http://photo-kouza.com/dvd_kouza/stc
一方で、被写体を探す時間については
時間をかけて探す被写体もあるでしょうが
ご自身ですぐに見つけられる
身近な良いものもあるでしょう。
大事なことはそれらに気づく事です。

気づく力を得るためにも
いろいろな写真を見る事は大事ですね。

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