一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
【ご質問】
料理写真を上手く撮る方法を教えてください
【ご回答】
まず撮影の基本です。
カメラは三脚に構えること、
レンズはフルサイズ換算で50~100mm程度の
焦点距離を使うことが大事です。
カメラを三脚に固定することで、
後で述べるライティングの調整を
カメラから離れた位置で行うことができます。
レンズは広角レンズを使ってしまうと、
遠近感の歪みが強調されて不自然な料理写真になります。
望遠レンズは被写体とカメラの距離が離れて使いづらいので、
50~100mmが使いやすいと思います。
マクロレンズを用意しておくと、接写で雰囲気の違った
写真が撮れるので楽しいです。
カメラの設定は絞り優先でボケ具合を調整して、
ISO感度はノイズを抑えるために400以下など
低くしておくとよいでしょう。
シャッタースピードが遅くなっても三脚を使えば安心です。
料理が美味しく見えるように、写真の仕上がりを
見ながら露出とホワイトバランスを調整します。
少しプラス補正の方が明るくて華やかな雰囲気になります。
料理の撮影で大事なポイントは、
背景の選び方と光の当て方です。
最初に撮影した料理写真の目的を考えます。
お店をアピールする華やかな雰囲気にしたいのか、
メニューに載せる落ち着いた美味しそうな写真に
したいのかを考えましょう。
その上で、光の当て方と背景を工夫します。
お皿の影が出来ないように、多方向から
柔らかい拡散光を当てるのが基本です。
本格的な撮影には高価で場所をとるライティング
装置が必要なのですが、簡易的な撮影であれば
こちらの書籍がとても参考になると思います。
↓
人物、商品、生き物の魅力を引き出す96例 プロが教えるデジカメ撮影テクニック/三浦 健司
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背景に明るい窓際や白いテーブルクロスを
入れると華やかな雰囲気になります。
また、背景にグラデーションをつける方法として
↓
http://food.yakigote.com/
のような撮影キットもあります。
背景が変わると雰囲気が一変しますので、
アクセントとしてよいのではと思います。
あとは、こんな写真が撮りたいという
目標となる写真を見つけて、研究しましょう。
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