一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
ゴールデンウィークも後半に入りましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
今回はヤフオク出店などに役立つ
小物の撮影に役立つアイテムをご紹介します。
撮影対象として、5cm程度のミニカーを想定します。
ポイントは背景とライティングです。
小物の写真を上手に撮影するために、
最初にやらないといけないことは、
背景をキレイにすることです。
白くて汚れのない机の上か、
文房具屋で大きめの紙を購入して
下に敷くだけで仕上がりが全く変わります。
次に大事なのはライティングです。
部屋の中で撮影すると蛍光灯が
主な光源になると思われます。
この場合、ミニカーの影が強く浮き出てしまいます。
そこで、外付けストロボを天井または
壁にバウンスさせて、影を打ち消すように
光を追加する技が必要です。
余った白い大きな紙で光を反射させて
あげるのもよいでしょう。
まとめると、小物の撮影には背景と
光の当て方が大事です。
しかしながら、被写体の影ができないよう
光をまんべんなく当てるのは経験と器具が
必要になってしまいます。
そこで、お手頃で便利な方法をご紹介します。
それは、スターウォーズに出てくる
ライトセーバーのイメージです。
そう、「フォン」と音のでるあれです。
光源を多方向から当てることが難しいのであれば、
光源を動かしてあげようという発想です。
光源にはLEDライトが便利です。
↓
http://os7.biz/u/qZ575
(Amazon販売ページ)
まず、三脚にカメラを固定して部屋を暗くして、
LEDを被写体に近づけます。
この状態でカメラを覗いて露出を決めます。
(絞りとシャッタースピードを覚えておきます)
このとき、シャッタースピードが秒単位に
なるように絞り優先で絞り値を大きくしておきます。
次に、マニュアルモードに切り替えて
先ほどの絞り値とシャッタースピードに設定します。
これでカメラのセッティングは完了です。
後は、シャッターボタンを押してから
LEDライトを被写体のまわりでグルグル回します。
すると、長秒露光の間に多方向から光を当てるので、
光が均一に当たることになります。
こうすることで影のない小物写真を撮影することができます。
作品例はこちらから
↓
http://www.japan-hobby-tool.com/cart/syouhin.php?cat=00000073&no=00001982
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