フォトアドバイスの佐藤です。
今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】
今回初めて写真を送ってみたいと思います。
なかなか上手くというか普通にも撮れない中で
比較的綺麗に撮れたのを見てもらい
注意点などを教えてもらえたら嬉しいです。
F3 1/15 ISO3200
露出に関してはまだ覚えきれておらず
適当にダイヤル回しながら撮ってます。。。
http://photo-advice.jp/wp/wp-content/uploads/2015/04/150401_ms.jpg
【回答】
絞り:f3
シャッタースピード:1/15
ISO:3200
条件が厳しすぎますね~
ほとんど開放のf3にもかかわらず
ISO3200で、シャッタースピードが1/15・・
1/15では動く動物を捉えることができないので、
撮影者の手ぶれも加わって、
ほぼブレブレ写真になってしまいます。
暗い場所のセオリーはISO感度を上げて
シャッター速度を上げるのですが、
すでにISO3200なんですね。
ISO感度は数値を上げると
写真がザラザラになります。
D300をご使用なので、
ISO800あたりからザラザラが
気になってくると思います。
猫を撮るなら最低でも
シャッタースピード1/60が必要ですが、
ISO12800に相当してしまいますね。
一番の解決法は、
とにかく明るい場所で撮ることです。
昼間に白いカーテン越しに差し込む光で撮ると、
柔らかい雰囲気で撮ることができます。
お仕事の都合などで、昼間の撮影が難しい場合、
補助光を使う方法もあります。
一般的な補助光であるストロボは、
被写体の動きを止められるのですが、
強い光がペットに悪影響を与えるので
避けた方がいいですね。
ストロボに比べて投光範囲が狭く、光量が少ないですが、
猫ちゃんが驚かない程度でLED照明を使う方法もあります。
LEDをそのまま照射するとまぶしいので、
トレーシングペーパーで柔らかくしたり、
天井に当てて、部屋全体を明るくするなど
いろいろ工夫してみてください。
バックから当てて、光の中に浮かび上がらせるのも
面白いかもしれませんね。
最近では、比較的安価なものがあります。
LED照明160灯 YONGNUO
http://amzn.to/1yxGXMG
※ フォトアドバイスのポートレートワークショップでも
※ おすすめ機材として活用しています
今回のお写真は雰囲気がよく出ているので
撮影の考え方は問題ありません。
明るさという問題さえクリアすれば、
あとは数を撮るのみですね。
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