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2013.03.06 一眼レフ☆ニコンからD7100が発表されました.

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

ニコンから注目の中級機D7100が発表されました。
 

高い描写性能と被写体捕捉性能を小型・軽量ボディーに凝縮した
ニコンDXフォーマット デジタル一眼レフカメラ「D7100」
 

http://www.nikon.co.jp/news/2013/0221_d7100_01.htm
 

-DXフォーマット ローパスレス 2,410万画素CMOSセンサー
-映像エンジンに「D4」や「D800」と同じ、「EXPEED 3」
-最高感度はISO6,400
-連写速度は通常時秒6コマ。1.3xクロップ時秒7コマ
-光学ファインダーは、視野率100%、倍率0.94倍。ガラスペンタプリズム
-光学ファインダー内のデータ表示に有機ELディスプレイ
-AF測距点は51点タイプを採用。中央部15点クロスAF。中央1点のみF8でのAFにも対応
-「対DX 1.3×クロップ」を搭載。FXフォーマットに比べ焦点距離換算で約2倍の望遠撮影が可能
-ライブビュー時に「スポットホワイトバランス」機能を新搭載
-実売価格はボディー 138,000円前後。16-85VRレンズキット 208,000円前後
-3月発売予定
 

 

D7000を比較対象として、
 

まず注目すべきは、画素数の増加1610→2420万画素に加えて
ローパスフィルターを省略していることです。
 

ローパスフィルターとはモアレと呼ばれるノイズを低減するために
一般的に撮像素子の前に取り付けられています。
 

ローパスフィルターには画像が甘くなる(眠くなる)副作用があるので、
取り外すことで「鮮明な画像が得られる」効果を謳った機種がいくつかあります。
 

D800/D800E ではローパスフィルターの効果を打ち消しあうことで、
ローパスレスを実現していましたが、ついにローパスフィルター
そのものを省略してしまいました。
 

しかも、相当数のユーザーが買い求める中級機で
実施したところに、ニコンの自信が現れています。
 

ローパスフィルターの有り無しはメーカーによって
スタンスが異なるので、
 

ローパスが無いから良い!とは言えないと思います。
 

しかしながら、これまであって当然と思われていた
ローパスフィルターを大手のニコンが外したということは、
 

一眼レフの映像は新しい世代に突入したと言えます。
 

 

他にも、焦点距離がフルサイズ換算で2倍相当になる
「対DX 1.3×クロップ」機能があります。
いわゆる自動トリミングですね。
 

クロップは写る面積が狭くなるので、オートフォーカスの
測距点が画面の端までやってきます。
つまり画面の端でもオートフォーカスができるようになります。
 

高価な望遠レンズを買わなくても、実質的に焦点距離を
伸ばせるのは助かりますね。

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