一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
前回のつづきです・・
■ シャッターチャンス
文字通り、撮影した作品の希少性を判断します。
作品がいつでも撮りなおせる写真なのか、
それとも何日も通い詰めてようやく一枚撮れるかどうか
という貴重な写真かを判断してください。
一般に貴重な瞬間を写した写真は強い感動を与えます。
■ メッセージ性
写真を見たときに、「何を伝えたいか」が伝わる作品です。
構図、明るさ、色合いは高いレベルでまとまっているのに
なぜかぱっとしない作品は、これが弱い作品です。
判断するコツは主役がわかりやすいこと、
そしてタイトルからイメージが膨らむかどうかです。
メッセージ性が強い作品は主役が明確で、
撮影者の感動がタイトルで表現されています。
一方メッセージ性が弱い作品はどれが主役かわからず、
また、タイトルが写真の描写を説明するだけになっています。
たとえば、夕日に輝く海原を移した作品に
①「神々しい未来」
②「輝く海原」
というタイトルがつけられていたとき、
おそらく①のほうが撮影にいたるまでの背景を含めて
いろんなイメージをかきたたせてくれるはずです。
以上、3つの視点について説明させていただきました。
実際にはこれら3点がそろっている作品は少ないので、
3つのうちどの分野が優れているかを判断することに
なると思います。
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