一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
横浜みなとみらいで今日から開催されている
CP+に合わせて、各社から様々な発表が続いています。
今年は二年に一回ドイツで開催される
世界最大の展示会「フォトキナ」の年ですので、
例年より話題が少ない気がします。
一眼レフの新機種も、EOS Kiss X5のみですね。
フォトキナでも宣言していましたが、
ソニーがEマウント規格をライセンス公開するそうです。
↓
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110208_425647.html
この取り組みで、レンズメーカー各社から
ソニーNEXに対応したレンズが次々登場するでしょう。
さっそく老舗のカールツアイスやシュナイダーが
商品開発を発表しています。
マウント仕様の開示はカメラメーカーにとって
諸刃の剣になります。
カメラ本体に比べて利益率の高い交換レンズの
製造&販売を自社で独占することで、
高い利益を確保してきました。
マウント使用を公開すると、どのメーカーでも
容易に交換レンズを販売できるので、
自社マウントのシェアは拡大しますが利益率が下がります。
後発のソニーは自社マウントのシェアを高めるために
レンズメーカーを巻き込む戦略です。
一般ユーザーからみるとNEXで使えるレンズラインナップが
広がるので、まあ歓迎できるでしょう。
これからのEマウント対応レンズが楽しみですね。
こちらもフォトキナで発表されていましたが、
富士フイルムからAPS-C規格のハイブリッドファインダー搭載
Fine Pix X100が国内発表されました。
↓
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110208_425658.html
光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を
切り替えるという離れ業を盛り込んだあたり、
富士フイルムの独自性が色濃く表れています。
販売価格12万円と気軽に購入できる価格ではないのですが、
他の人が持っていない、一味違うカメラを探している方には
面白い選択かもしれません。
35mm F2単焦点レンズ+APS-Cの画質も期待できますね。
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