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2014.11.08 Leica(ライカ)が気になっています

フォトアドバイスの佐藤です。

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次回のワークショップ
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ポートレート写真家の中村カメラマンによる
11/15(土)「ポートレート」ワークショップ@横浜

モデル撮影は初めての参加者が、
「楽しい!」と口をそろえるワークショップです

普段、モデル撮影の経験が無い方でも安心して参加できます。
いままで撮ったことが無い被写体に挑戦する楽しさを体感できます。

当日のモデルの女の子、次回は3人です!

http://photo-advice.jp/ws_portrat_nakamura.html

※ 申し込み締め切り 11/12(水)

中村カメラマンの過去ポートレートワークショップ
(http://photo-advice.jp/movie/3744.html)

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今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

フイルム時代に Canon AE-1 を使用していました。
デジタル一眼の購入検討中です。

昔から Leica(ライカ) のカメラが気になっており
憧れの様に思っていました。

最近では「Leica M 」が気になっています。

大変高価なカメラですし技術革新が速い為、
数年で購入価格の価値が無くなってしまう様にも感じられます。

プロの世界ではどの様に評価されていますでしょうか?
やはり何時かは Leica なのかNikon、Canonの方が良いのか?

大変気になる製品の為、質問させていただきました。

【回答】

「いずれはクラウン」という言葉がありましたが、
「いずれはLeica」も根強い信仰がありますね。

木村伊兵衛 = Leica

というくらい、Leicaと歴史的な写真家が連想されるので、
Leicaに特別な意識を持たれることはもっともだと思います。

しかしながら、Leicaはマニアックなカメラという位置づけです。

趣味性がかなり高いカメラですので
いわゆる普通のプロの現場で
使用するカメラではありません。

Leicaと大手メーカーのカメラを
レンズ描写とカメラ性能という視点で考えてみます。

レンズは見たモノを歪みなく忠実に再現できる
(実際にはできませんが)理想的なレンズに
どこまで近づけられるか?がポイントです。

「ライカのレンズには味がある」という定評は、
昔のアナログ設計で、理想レンズに対する誤差が
独特な雰囲気の写真描写を出していたところから
来ています。

レンズ設計技術の進歩により、
最近の高度なレンズ設計で製作されたレンズは
より理想レンズに近づいています。

これを、
「より精細に撮れるようになった」と評価するか
「昔のレンズの方が味があった」と評価するか
で、Leicaレンズの価値が決まります。

カメラ性能に関しては、ご存じの通り
Leicaはデジタルカメラでパナソニックと提携しています。

Nikon、Canonは自社でカメラを作る技術を
保有しているのに対して、Leicaは他社と協力して
カメラを作っています。

実際にカメラのスペックを比較すると、
国内メーカーの方が優れた性能のカメラを出しています。

つまり、Leicaの価値は、
「よい写真を快適に撮る価値」ではなく、
「所有する喜びを得る価値」と言えます。

プロの中でも作家活動(芸術家活動)を
されている方は使用する事もありますが
実際の撮影現場では、Nikon、Canonが主流です。

もちろん、カメラは感性の道具ですので、
手にとったときの感覚が大事だと思います。

Leicaは今でも高価なカメラですが、
その値段に見合った価値を感じられるのであれば、
ご自身が納得する一台で写真を撮ることをおすすめします。

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