フォトアドバイスの佐藤です。
今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】
仕事でいろんなイベントの様子などを撮る機会があり、
この講座を知る直前に、SONYのα6000を購入しました。
E 50mm F1.8 OSSか、E 30mm F3.5 Macro の
どちらを購入した方がよいか迷っています。
撮りたい写真は、仕事のイベントの写真をはじめ、
旅行先や街並みの風景や料理などの写真です。
facebookに掲載したりして楽しもうと思っています。
よろしくお願いします。
【ご回答】
購入を検討されているレンズは単焦点レンズですね。
ズームで画角を変えられないので、撮影者自身が
動いてアングルを決める必要があります。
一見不便ですが、値段の割に描写性能が高く、
開放F値が明るいというメリットがあります。
画角を体で覚えられることから、
構図の練習にも最適ですね。
さて、下記の二択に関しまして。
E 50mm F1.8 OSS
E 30mm F3.5 Macro
カメラがα6000(APS-C)ですので、
30mm前後のレンズがこのカメラの
標準レンズに相当します。
最初の単焦点レンズとして、
この標準レンズの画角がおすすめです。
眼で見た画角に近いので、前述の構図の練習に
とても役立ちます。この画角が自然に身につくと
写真の面白さが一段アップします。
そういった意味では、料理でも近づいても撮れる
E 30mm F3.5 Macro が良いかと思います。
一つだけ難点があるとすれば、
E 30mm F3.5 Macro は E 50mm F1.8 OSSと比べると
開放F値がF3.5と、単焦点としては暗いことです。
積極的に背景をボカしたポートレートなどを
イメージされているのなら、E 50mm F1.8 OSS
または、画角の異なる E 35mm F1.8 OSS が
よいでしょう。
また、暗い場所での撮影が有利になるので、
室内で動く被写体を撮ることもできます。
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