フォトアドバイスの佐藤です。
今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】
私は将来、撮影を生業にしたいとおもってます。
仕事やバイトで撮影をして利益を得るには
フォトマスター検定等のライセンスが必要なのでしょうか?
フォトマスター検定
(http://www.pm-kentei.com/)
【ご回答】
カメラ屋さんやカメラ量販店の店員さんとして
勤められるなら、面接時のアピール材料として
有利かもしれません。
しかし、プロカメラマンとして撮影そのものを
生業とするなら、検定の勉強時間は無駄が多いと思います。
この検定の上級になると、
昔の写真技術の試験問題も多く含まれます。
例えば蛇腹カメラの知識や暗室の技術など
今では全く不要な事も勉強しなければいけません。
暗室技術などは実際にやってみないと身につかないので、
机上の知識がどこまで役に立つか疑問です。
前向きな意見として、
業界の人と話を合わせるなど、
知っていて役にたつ事もありますので
一般的な写真知識の習得を目的として
勉強するのは良いと思います。
フォトマスター検定は、カメラマンとしての
許認可の免許等でも何でもありません。
写真を生業とするなら
やはり安定した写真技術を身につけることです。
安定した写真技術 =他人が満足する写真が撮れる技術
があれば、カメラマンに資格は不要です。
メールサポートの中村カメラマンも
フォトマスター検定云々は所持していません。
大切な人生の時間を有意義に過ごすために、
勉強の目的をしっかり見定めると良いと思います。
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