フォトアドバイスの佐藤です。
今回は肩の力が抜ける内容をお伝えします。
その昔、優れた武将の条件として
戦が好きという点があったそうです。
戦が強いとか
上手いとか、
領土の拡大とか
戦利品とかだけではなく、
戦そのものが好き
己の才覚、経験、頭脳、力などで相手に勝つ。
優れた武将には、このプロセスそのものが
好きであるという気質があったそうです。
これって写真にそのまま当てはまると思いませんか?
優れた写真家の条件=写真が好きであるということ。
己の才覚、経験、頭脳、力などによって、
被写体を見つけ出し、オリジナルの撮り方を試行錯誤して、
独自の世界観を写真に込めて、見た人の心を動かしていく。
このプロセスそのものが楽しくて好き。
これは優れた写真家の持つ気質なのかもしれません。
メールサポートの中村カメラマンも
本当にカメラが大好きです。
フォトアドバイスの定例ミーティング当日に
「いやー、パール富士を撮りに徹夜登山して
そのまま来ちゃいました(笑)」
とか、良くあります。
カメラ小僧をそのまま大人にした雰囲気を感じます。
○○コンテストで入賞した
地域のサークルで講師を務めた
ブログの閲覧者が1万人を超えた
私の作品がお金を産み出した
などなど、写真にはいろんな
目的や利点があると思います
でも、これらってひょっとしたら
ただの副産物かもしれませんね。
たぶん、ごちゃごちゃ考えないで、
せっかくカメラを持っているんだから
写真でそのまま遊んじゃえばいいんだと思います。
より良い写真を撮ろうとすること。
自分の作品を観てくれた人とのつながり。
自分の意図したアングルが当たったときの喜び。
ちゃんと写真に向き合うこと。
何を人に伝えたいか?を真剣に考える。
人からどう思われるか?という恐怖から逃げない。
自分自身が試されることから逃げない。
写真そのものをもっともっと
楽しんだら良いんだと思います。
もしかすると、写真人生が自分の想像だに
していない方向へ進むかもしれませんね。
いいね!して最新記事を受け取る
この記事を友達に教える
全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る