フォトアドバイスの佐藤です。
今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】
自転車レースを撮影します。
自転車に乗った人物を撮るわけですが、
自転車と人物のすべてをフレームに入れると
人物が中心に来なくなり、間延びしたように感じます。
自転車と人物を移す際のセオリーはありますか。
顔の位置や、体(手足)、自転車等の乗り物を
どこまで写すか?です。
また、アップで撮るときに顔(頭)が写真の上端
ぎりぎりになるのは構図としては美しいのでしょうか?
【ご回答】
ポートレートの基本として、
人物は関節で切るとバランスが良くなります。
また、自転車や自動車などの乗り物系は
構造的なつなぎ目や区切り目で切ると良いです。
この構造的なつなぎめが基本なので
自動車ならドアとかボンネットです。
自転車だと・・やや決め難いですが、
フレームとか車輪を意識するとよいでしょう。
写真に動きを与える構図として、
走行中の自転車を撮るのなら
進行方向の空間を少し空けると
良いですね。
ポートレート(人物撮影)では、
人物はアップになればなるほど、
頭は切れて大丈夫です。
迫力を出したいスポーツ写真なので、
頭の切れは問題ないと思います。
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