フォトアドバイスの佐藤です。
今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】
モデル撮影をしたいのですが、スピードライトの
使い方が正直全くわかりません。
・カメラ
ニコンD7000
・レンズ
AF NIKKOR50mm 1:1.4
AF NIKKOR28mm 1:2.8
AF-S NIKKOR18-200 1:3.5-5.6 VR
・ストロボ
SB-22s
SB-26
その他、アンブレラ、スレーブ発光、同調発光機材。
撮影環境は夜の室内で、店舗(美容室)です。
ヘアモデルさんの撮影ですので殆どがバストアップになります。
今は白壁をバックにして両脇をそれぞれ200×160位の
バンスで囲んで撮影するパターンと、
うすいグレー色の背景布をバックにしてスピードライトを
アンブレラか天井や壁にバウンスで撮影するパターンが殆どです。
もっと影を使ったり奥行きを出したりなど色んな事をしてみたいのと
基本的なスピードライトの光量調整やなども勉強したいと思います。
こんな具合いですから、パターン化しやすく、
違うことをやってみてもうまくいきません。
まぐれ当たりしても、2度と同じ設定もできません。
扱い方を教えて頂けると大変助かりますので
どうか宜しくお願い致します。
【ご回答】
女性誌のヘアカタログを多数撮ってきた
ポートレートのスペシャリスト
中村路人カメラマンが回答します。
まず、ストロボについて
Nikon純正ではありますが
SB-22s、SB-26は、
旧方式のためカメラと通信ができません。
装着して発光させることはできますが、
かなり使いにくいと思われます。
できれば新しい、SB-910、SB-700を使うと
絞り優先オートやプログラムオートで
カメラと連動するのでかなり撮りやすくなります。
さらにスレーブ機器を使用せず
ワイヤレスもオート露光で撮れます。
Nikon スピードライト SB-910
http://amzn.to/11MJ0l4
Nikon スピードライト SB-700
http://amzn.to/1ef5WJn
現在のSB-22s、SB-26では、お手持ちのスレーブで発光して
マニュアル発光、マニュアル露出で撮影することになります。
オート機能を上手く使った快適な撮影が実現できます。
基本ライティングテクニックとして
– カサでバウンスする
– 白乳状のものでバウンスする
というのが綺麗に撮れます。
メイン45度&トップからバウンスで追加が良いですね。
ここでストロボの位置や出力など解説させてもらいたいのですが、
長文になることと、実際の映像の方が理解しやすいと思います。
ちょうどタイムリーなDVD教材が2月末にリリースされます、
フォトアドバイス セミナー第5弾DVD 全4タイトル
その中の1タイトルが、
「はじめてのストロボライティング」
~ 光の演出家になる ~
講師 中村路人
です。
一般のカメラユーザーが、外付けストロボだけで
プロのライティングを簡単に実践できる
ことを目的にしています。
機材選び、ライティングの基本、現場の実例を交えて
テーブルフォト、料理、モデル、インテリア、ネイル、ヘア
と、ストロボが大活躍するシチュエーションを徹底解説します。
これまでストロボを使ったことがない方はもちろん、
今回のご質問のようにストロボ機材の使いこなしに
戸惑っている方に最適な教材です。
美容室編だけで1時間程解説していますので、
ストロボの設置例はDVDで見ていただいた方が
わかりやすく、かつすぐに実践できるはずです。
フォトアドバイス通信をお読みの方には
ご案内がいきますので、ぜひ試してみてくださいね。
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全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る