一眼レフ☆古いカメラがべたつきます | 自宅で本格的に写真を学べる!フォトアドバイスの一眼レフ講座 | デジタル一眼レフ上達講座公式Blog -フォトアドバイス-

デジタル一眼レフ無料メール講座
facebooktwitter

デジタル一眼レフ上達講座公式Blog

2014.01.13 一眼レフ☆古いカメラがべたつきます


フォトアドバイスの佐藤です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

中古のカメラやレンズを見ていると、
商品状態の説明で、

グリップ部べたつきあり
ゴムリング部べたつきあり
ゴム部劣化あり

とあります。

これは、使い方が悪かったのか保管の仕方が悪かったのか?

自分の機材が、こうならないようにするには
どう気をつければよいでしょうか?

【ご回答】

大切にしまっておいた古いカメラを取り出すと、
グリップ部分がベタベタして驚くことがあります。

これは、主に加水分解(かすいぶんかい)という
化学変化が原因です。

これは、大気中の水分でゴムの表面が経年劣化する現象です。

触れる事の多いグリップは手の湿気も加わって
1~2年でべたつく場合もあります。

メーカーや機種、保管状況によって加水分解が
進むスピードは違います。


この加水分解を防ぐには、湿度をコントロールできる
電気式の防湿庫で保管するのが最善です。

よりリスクの高いレンズのカビも防げるので、
大切なカメラはできるだけ防湿庫に入れましょう。

東洋リビング、トーリハン、ハクバが
主要メーカーです。

防湿庫は機材の量により様々な大きさがあります。
一般的なカメラユーザーだと、2~3万円くらいの
サイズが良いと思います。

東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫
ED-120CDB ブラック 118L

http://amzn.to/15w0wZi


もしベタついてしまった場合は、
エタノールで表面をゴシゴシこするとベタつきが
とれることがありますが、あまりおすすめできません。

メーカーに交換部品がある機種なら、
劣化したグリップ、レンズのゴムを
メーカー修理で交換してくれます。

数千円程度で新品と同じグリップ感を得られるので、
まずはメーカーに問い合わせましょう。

いいね!して最新記事を受け取る

この記事を友達に教える

全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る

facebook
ページTOPへ