一眼レフ☆レタッチ禁止のコンテストに応募できる? | 自宅で本格的に写真を学べる!フォトアドバイスの一眼レフ講座 | デジタル一眼レフ上達講座公式Blog -フォトアドバイス-

デジタル一眼レフ無料メール講座
facebooktwitter

デジタル一眼レフ上達講座公式Blog

2014.01.10 一眼レフ☆レタッチ禁止のコンテストに応募できる?


フォトアドバイスの佐藤です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

フォトコンテストで、
加工不可というのがありましたが、
どの範囲までを規制されているのでしょうか。

レタッチはダメと判りますが、
現像で手をくわえてもダメなんでしょうか。

通常、現像処理はカメラの中で
やっているのでいいと思います。


【ご回答】

よく間違えられるのですが、

「RAW現像」と「レタッチ」は別物です。


RAW現像はフィルムの現像と同じ考え方です。

フィルム等の感光材料を薬品処理して、
ネガ・ポジのように眼で見える状態にすることですね。

印画紙への焼き付けといった暗室の作業まで
現像という事もあります。


デジタルカメラの場合、
カメラが撮影したままのRAWデータを一般的に扱える
JPEGやTIFF形式に変換する作業をRAW現像と呼んでいます。

これに対してレタッチは「編集」です。
RAW現像で作成したJPEG/TIFF形式に手を加えて、
ゴミを取り除いたり、明るさや色調を過度に調整したり、
複数の写真を合成することができます。


しかし、RAW現像とレタッチの境は曖昧な部分もあります。

RAW現像ソフトで簡単なゴミ取りができたり、
レタッチソフトの代名詞、Photoshopでもプラグインで
RAW形式を読み込むことができます。


ご存知のとおり、最近のカメラは画像エンジンで
すでにデジタル処理が施されています。


フォトアドバイスとしては、
「RAW形式保存→RAW現像を行い、JPEG/TIFF形式に変換」
までならOKと考えられますが、

最終的な判断はコンテスト主催者の基準によるので、
わからないことがあれば主催者側へ問い合わせして
すっきりとさせることが大事だと思います。

いいね!して最新記事を受け取る

この記事を友達に教える

全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る

facebook
ページTOPへ