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2013.11.13 一眼レフ☆ストロボ1灯で立体感を出す

フォトアドバイスの佐藤です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

ポートレート撮影するとき、ディフューザーの付いた
クリップオンストロボをブラケットで横付けして
撮影してます。

しかしそれだと顔に立体感がでなく、のっぺりした
感じになる時があります。

多灯撮影すればいいのでしょうけど
撮影会の規模によっては持ち込みできないので
どうしてもクリップオンストロボの一灯撮影になってしまいます。

一灯撮影で顔に立体感を出すコツみたいなのはありますでしょうか?
レフ版は使える時が多いのでレフ板の上手い使い方なども
ありますでしょうか?


【ご回答】

ストロボの使い方についてお答えします。


立体感を出すために知っておきたいこととして、


立体感とは、

陰影の「コントロール」と「グラデーション」です。


したがって、正面から光を当ててしまうと、
人物の後ろや首の下に濃い陰影が出るので
ノッペラと見えてしまいます。


クリップオンストロボ1灯でも
立体感が出る撮り方があります。

白い壁があれば、壁にバウンスさせる方法です。

壁からの横方向のバウンス光なので、
サイド気味からの光線になり
顔には陰影のグラーデーションがつきますね。

コツはモデルと壁をあまり離さないことです。
その際に背景の入れ具合は計算してくださいね。

もしレフ板を使えるようであれば、
陰影具合を調整がやりやすくなります。

やり方は、バウンスさせる壁と反対側にレフ板を置きます。
バウンスした光をレフ板で逆方向から顔に当てるイメージです。

レフ板の位置や向きを変えることで、顔の陰影を
変化できるので試してみてくださいね。


12月に予定しているフォトアドバイスセミナー第五弾では
中村カメラマンがストロボの使い方を解説します。

「外付けストロボはどう使えばいいかわからない」
「そもそも、何の役に立つのかわからない」
という方でも、ストロボを活用して写真表現の幅を広げられる講義です。

楽しみにしてくださいね。

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