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2013.05.12 一眼レフ☆風景写真でピントが合わない

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フォトアドバイスの佐藤です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

風景写真を好んでいます。
奥までピントを効かして撮っているつもりが、映ってくれません。
三脚はしっかり立てる、レリーズの使用、ミラーアップ、手ブレ、
被写体ブレに注意し、デジタルカメラだから絞りすぎないように
友の助言からF16以上は避けよ、とかを頭におきながらシャッタ―を
切っています。もしかしたら、ピント位置が問題かも知れません。

基本的なところを今一度確認したいので、ご教示ください。

【ご回答】


風景なら無限遠のピント位置ですので
ピンボケになりにくいはずですよね。

三脚もしっかりしたもので
レリーズも使用しているのに!

という事ですね。

注意点がいくつかありますが、
まず三脚使用時は手振れ補正をOFFにしていますか?
手振れと三脚の揺れは異なる揺れなので
必ずOFFにしないといけません。


シャープに撮りたい時はF8がおすすめです。

風景などシャープに撮りたい場合は
F8~F11くらいが良いです。
ピシット、シャープに撮れます。

ご友人が指摘する回析現象について、

絞り過ぎると逆にピントが甘くなってしまう回析現象
(小絞りボケとも言います)というものがあります。

フィルム時代からあったのですが、ルーペでネガを
確認くらいでは気にはならないものでした。

絞りこんで小さくなった絞り羽根の間を通る光が
回折して、本来シャープな光が少しボケてしまう現象です。

だいたいF8過ぎあたりから回析現象が始まる傾向にある様です。
レンズによって現れ方は異なりますが、目安はこのあたりです。

個々のレンズの回析現象は、ご自身で検証するのがベストです。
実際に絞りを変えて撮影して、結果を自分の眼で確認します。
その上で「このレンズはココまで絞れるな」と判断して下さい。


狙ったところにピントをバッチリ合わせたければ、
ライブビューを使ってモニターでピント合わせを
すると良いでしょう。

ライブビューに切り替えて、モニターを見ながら拡大して
モニターでピント合わせをして撮影してみて下さい。
もちろんオートフォーカスではなく、マニュアルフォーカスです。

ライブビューでのモニター画像は、
映像センサーに合焦するそのままの絵なので最も正確です。

まず、これで撮ってピントを確認して下さい。
次にピントは動かさず、このままファインダーを覗いて
ファインダーでもピントが合っているか確認して下さい。

もし、

ライブビュー+マニュアルフォーカスと
ファインダー+オートフォーカスの結果が違うなら、
カメラとレンズのメーカー点検が必要かもしれません。

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