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2013.02.15 一眼レフ☆白川郷のライトアップ撮影方法

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
 

【ご質問】
来月白川郷のライトアップを観に行く予定なのですが、
日中の雪景色やライトアップされた建物を撮るときの
設定や注意点を教えてください。
 

【ご回答】
★ ライトアップ
なるべくしっかりした三脚が必要です。
ケーブルレリーズも必要でしょう。
三脚はセンターのエレベータは使用せずに、
しっかり三本の足で高さを合わせて下さい。
 

1番の注意点はブラさない事です。
ミラーアップかライブビューモードなら、
シャッターブレも起きにくいです。
 

※三脚使用時は手ぶれ補正はOFFにして下さい。
(逆に手ぶれ補正が働き過ぎてブレてしまいます)
 

★ 昼間
オートホワイトバランス(WBオート)はOFFで、
昼光(晴天)が良いでしょう。
 

★ ライトアップの時間
色の好みによりますが、
昼光(晴天)か電球を使用します。
ライトアップの光源が電球なので、
電球モードだと自然な色で空は青く写ります。
昼光(晴天)だとライトアップの光が
雰囲気のある色に写ります。
できればRAWでも撮影しておく事をおすすめします。
ホワイトバランスを後でパソコン上で変更することが可能です。
JPEGの場合は試写して比較して、好みの方が良いですね。
 

絞りはF8前後、
 

アングルやレンズでも変わりますので、
1枚テスト撮りをして決めて下さい。
違う露出を数枚撮影する、段階露光も良いと思います。
 

マニュアル露出がわかるのであれば、
マニュアル露出の方がテキパキ撮影ができます。
(いちいち補正しなくて良いので)
絞り優先でも撮影できますが、おそらくマイナスの露出補正になると思います。
シャッター速度は、10秒~30秒くらいのスローシャッターになると思います。
 

ISOオートはOFF
三脚があるのでISOは100から400の間の数字が良いです。
(スローシャッターになるのでそのタイミングで決めて下さい)
 

IS0100の方が画質は綺麗ですが、
逆にあまり長時間露光になるとノイズが出てしまいます。
ここはISOを200にするか、400に上げるかのサジ加減ではあります。
 

真ん中のISO200で始めは撮られたら良いのではないでしょうか!
(ISO数字を2倍にするとシャッター速度は1/2の速度になります。)
あまり長時間露光ですと、長時間露光ノイズという
ザラザラが出る可能性があります。
 

カメラの設定に長時間露光ノイズ除去という設定項目があります。
ただしこれをONにすると、ノイズ除去に同じ時間がかかってしまい、
次のショットまで待たされます。
 

たとえば、30秒露光だと、撮り終わり次のカットまで30秒間待たされます。
 

寒い環境ですので、待つのが嫌なら
長時間露光ノイズ除去はOFFにするしかないです。
どうしてもノイズが嫌ならばONにして、撮る、待つ、撮る、待つ
の繰り返しになります。
長時間露光ノイズAUTOがあれば、これはAUTOでも良いです。
 

雪が降っている状況でしたら、スローシャッターにしつつ、
ストロボを光らせてみると雪が丸い玉のように写ります。
これも面白いので、チャレンジのチャンスがあれば試してみて下さい。
タオル等があれば便利です。
車内などから急に寒い場所へカメラを出すと結露します。
 

カメラバック内で温度を調整して下さい。
レンズが曇る様でしたら、カイロでレンズを温めながら
撮る事になるかもしれません。
逆に寒い場所から暖かい場所でも結露しますので注意が必要です。
寒いので予備のカメラバッテリーもお忘れ無くです。
 

あと足下も自家用車なら長靴があれば重宝します。
公共交通機関利用でしたらハイカットの靴だと良いですね。

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