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2013.01.07 一眼レフ☆RAW JPG FINEの使い分け方は?

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
 

【ご質問】
DVDを利用して、少しずつ勉強を始めています。
画像モードについて教えてください。
 

編集はまだ勉強中なので、実際にはやっていませんが
写真を残して、あとで編集することを考えると、
「RAW」がいいような気がします。
 

どういう時に「RAW」なのか、「FINE」なのか、
あるいは『JPEG』なのか、教えてください。
 

【ご回答】
まずJPEGの説明から致しますね。
 

◇ JPEG
世界共通の画像データ。
撮影後の保存時にカメラ内部で圧縮(データの間引き)
されるので、データが比較的小さい。
 

ただし、圧縮されるので画質はその分落ちる事になる。
レタッチや編集後に再保存するたびに、
圧縮が繰り返されるので
編集には(やや)向かない。
 

◇ FINE、ノーマル、ベーシック
圧縮する度合い。
FINEが一番圧縮が少なく、ベーシックが多く圧縮される。
JEPGはFINEで撮影しておくと良いです。
 

◇ L、M、S
画素数の大きさサイズ。
写真を構成するツブの数の数値の大きさです。
これもなるべく高画質という事ならLが良いです。
 

つまり
JPEG、L、FINE
が、JPEGで一番高画質な状態です。
 

◇ RAW
生と言う意味。
写真を撮影したデータが生で保存される状態。
まだ画像データにはなっていません。
専用ソフトを使って観賞はできます。
 

例えるなら、
 

JPEGは圧縮という調理されてしまった状態
(ゆで卵、卵焼き、目玉焼きなど)です。
卵焼きにしてしまったら目玉焼きには出来ませんね。
 

RAWはまだ生卵の状態なので、
後から調理する事が出来ます。
生の状態なので、そのカメラの
最高の画質が保存されています。
 

ただし、
RAWはそのメーカー、カメラのみのデーターです。
撮影されたカメラ、又はメーカーなどのソフトが
なければ開かない独自のデーター形式です。
 

RAWは高画質ですが、カメラ屋さんのプリントなど、
このままでは出来ません。

 
RAW現像というものを行い
(パソコン、最近はカメラ内部でも可能)
TIFF(ティフ、編集、レタッチをしたい場合の
世界共通の高画質画像データ)かJPEGに変換致します。
元のRAWデータがあれば、繰り返し変えながらレタッチが出来ます。
 

注意点は、
RAWは保存時に圧縮されないので、
データー量が重いです。
 

ですので、I枚のメディアカードに
JPEGほど沢山書き込めません。
連写も沢山できません。
パソコンのハードディスク容量も必要です。
 

現像の手間もあるので、
一緒にJPEGも撮る事をおすすめなので
ますますメディアの容量が必要になります。
 

RAWはホワイトバランス(WB)、
画像エンジンのピクチャーコントロールなどは
劣化する事なく、後から変更可能です。
露出補正も、少しくらいならあまり劣化はありません。
ですので、失敗にも強いと言えます。
(前記、JPEGは編集するたびに劣化しますし、
WBの補正は難しいです。)
 

大事な撮影は、メディアカードを多めに持ち
RAWでも撮影しておくと良いですね。

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