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2012.12.09 一眼レフ☆外付けストロボはなぜPモードを使う?

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
 

【ご質問】
デジタル一眼レフ上達講座DVDの中で、
「外部フラッシュを使うときは、
必ずプログラムモードにしてください」
と説明されていました。
 

わたしはPentax K-7において、純正の外部フラッシュ
AF-540FGZを使っています。
(天井バウンスはよく+1.0段にして行なっています)
 

ほとんどAv(絞り優先モード)で使っていたと思います。
部屋の中でPモードのプログラムシフト・Avモードの
2つで撮り比べてみましたが、違いがよく分かりません。
 

外部フラッシュを使うときにプログラムモードにするべき
理由は何でしょうか。
 

Avのまま使うとどんな不具合が予想されるでしょうか。
 

【ご回答】
AV絞り優先モードで問題無く撮られているのなら、
AV絞り優先モードで大丈夫です。
 

AV絞り優先モードでのストロボ使用での問題点は
撮影シチュエーションが暗い部屋などの場合、
選択した絞り値によって、不用意に絞りを絞ってしまうと
シャッター速度も連動して落ちる仕組みになっていることです。
 

つまり、絞り値は任意ですがシャッター速度をカメラが自動で
遅くしてしまう状況があり得るという事です。
当然、シャッター速度が遅くなっているとブレやすくなりますね。
 

Pプログラムは、絞り値もシャッター速度も
失敗の少ない数値を選んでくれるモードです。
暗い場所でもシャッター速度をキープしてくれます。
 

そしてISOは自分で任意で選択できます。
(Pプログラムと全自動モードは似ていますが、
ISOが自分で選べる所が大きな違いです。)
 

ですので、失敗(主に手振れ)のリスクが少ないのが
Pプログラムオートという事で、不特定多数のアマチュアの方には、
ストロボの場合Pプログラムオートを進めているしだいです。
 

ですので、絞り値をご自身で分っていてコントロールできる方ならば
AV絞り優先モードで問題無いという事です。
 

ちなみに、外部ストロボで手振れを防ぎたい場合
TVシャッター速度優先もかなり有効です。
(1/125~1/30くらいでの使用がおすすめです。1/30以下はブレやすいです)
 

そのシャッター速度にあった絞り値をカメラが選んでくれるので
室内の明るさとストロボ光りのバランスをとりたい時は有効な方法です。
(だいたい絞り値を開放側にシフトしてくれます。)
 

少しテクニックが上がりますが、
一度これも試写してみても良いと思います。

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