一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】
太陽を入れた望遠・広角での撮影方法を
教えてください。いつも白とびして迷っています。
露出(測距点)ピント位置・絞り・露出補正など。
【ご回答】
はじめに太陽をいれた写真ですが
虫眼鏡と同じなので、目には十分お気を付け下さい。
場合によっては失明の可能性もあります。
※地平線、水平線近くの朝日夕日は、比較的大丈夫と思われます。
構図を決める時もレンズ越しに直で見ない。
プレビューボタンを押しぱなしにして暗くして覗くなど
どちらにしても覗き方にコツがあります。
では撮り方ですね。
ISOは100、ISOオートはOFF
WBは晴天
ピントは無限大です。
カメラのAFだと空だと迷う場合がありますので
出来たらマニュアルフォーカスで無限大に合わせて下さい。
雲でも山でも無限大の位置なので、太陽直でなくても
それらで合わせると良いでしょう。
ピントを合わせたらMFなので固定です。
露出は、絞り優先でF22とかに絞って撮影してみて下さい。
太陽はむしろ暗めに写るので、露出補正は好みだと思います。
そして露出補正は、シチュエーション、太陽の位置時間帯によっても変わります。
1枚試写してモニターを見て調整すれば良いですね。
F22まで絞るとピントが甘くなる回折現象にリスクがありますが
太陽を撮るとフレアも出るので回折現象は分り難くなります。
また、フィルターは外して撮影して下さい。
ハレーションの防止になります。
レンズの個体差でハレーションが出やすいレンズと
大丈夫なレンズがあるので、お手持ちのレンズで
試写してみるのがよいでしょう。
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