一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】
カメラのクリーニングについて
フォトアドバイスさんのメールで
「ニコンのクリーニングキットプロ」
というのを知り買ってみました。
以前、レンズに息を吹きかけて
クロスで拭いていましたが、
正しい?クリーニング法があるなら
覚えた方が良いなと思い購入してみました。
特にローパスフィルタも自分で
クリーニングできればこれは理想ですし。
ところがこれは
「フィルタのクリーニングは、熟練を要」する
とのことで、フィルターで練習してほしいとのこと。
何回も練習してみましたが一見綺麗に見えても
電灯に透かすと白く拭いた跡が残ってしまっています。
ニコンに電話して聞くと
「アルコールの漬けすぎです」とのこと。
しかしアルコールに浸したシルボン紙を
乾いた紙で押さえて絞ってから
やってみても完全ではありません。
これではローパスフィルタはおろか
レンズすら恐ろしくて
クリーニングできないと不安になります。
実際の話、上手なクリーニングとは
どうしたものでしょう?
本来ならニコンのサポートですが
同じ答えが返ってくると思うので
失礼とは思いますがよろしくお願いします。
【ご回答】
メーカーの意見のとおりです。
それが本当の答えですね(笑)
結論から言うと。。
ローパスフィルターのご自身での清掃は、
かなりリスクがあります。
どうしても撮影前に、メーカーで
清掃出来ない場合の緊急用と思って下さい。
あとはセカンドカメラなど、
メインでないカメラがあるならそれ用でしょうか!
ゴミを取ろうとしてキズが着いてしまっては
本末転倒ですしね、修理も高額な様ですよ。
クリーニングキットプロは、
緊急用に持っている事は良いとは思います。
あえてプロと名づけたのは、
敷居を高くする意図もあったと感じます。
フィルターは、少量の無水アルコール、
市販のクリーニング液などで
簡単にクリーニングできます!
乾いたクリーニングペーパーで、
すぐ乾拭きすると良い場合もあります。
練習、やりすぎも白く跡が残る原因かも・・・
こちらのサイトでレンズクリーニングについて、
詳しく解説しているので参考にしてみて下さい。
↓
http://taisetsulife.web.fc2.com/taisetsu_blog/files/a6b07311f51fda142bcbbf79249e44e8-14.html
ほったらかしはよくありませんが、
レンズの前玉は後ろ玉ほど写りに
影響しないことがあります。
レンズ面は無理に手入れしすぎない
事も重要です。
ちなみに、息でハアハアは、
カビの栄養になるので止めましょう。
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