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2012.10.09 一眼レフ☆月とススキの撮影方法

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ

フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

週末は中秋の名月なので月とススキを題材に
撮影したいと考えています。
月とススキでは大きな距離の差があるのですが
どのような事に注意して撮影に挑めば良いでしょうか。
カメラはSONY NEX-5N
レンズは単焦点35mm 50mm 85mm
でトライしたいと考えています。

【ご回答】

月とススキが合う季節ですね。
たしかに月とススキは距離が違うので、
両方にピント合わせとなると大変です。

月が小さくても良いならば
広角レンズで∞無限大の位置なら両方にピントは合います。

ただし、月を大きく望遠で撮りたいのならハードルが上がります。
ススキも無限大の位置で撮れるススキ(遠くのススキ)を
見つけなければならないですね。

(85mmならそんなに遠くなくても大丈夫そうですが)

遠くのススキと月のアングルが合えば、
ピントが合って撮れると思います。

月はかなり明るいのでウザギ模様まで出したいとなると
撮る時間帯が大事になります。

あまり暗くなるとススキが写り難くなります。
(ストロボを光らすという方法もありますが
雰囲気をどー出すかで変わりますね。)

もし暗い場所での撮影でしたら、ストロボ有無両方撮ってみて下さい。
28,29,30日は月の出が、
まだ暗くなる少し前の時間ですので
自然光で撮れるチャンスがあります。
(日の入り前に月の出です)

それと、月の写る大きさですが

センサーサイズの中に、(約)焦点距離の大きさで写ります。(奇跡的!)
NEXはAPS-Cですので、センサーサイズは23.5X15.6mmなのですが、
35mmレンズを使用すると、その中に(約)0.35mmで写ります。
85mmなら(約)0.85mmです。
月の写る大きさの参考にして下さい。
月の出る時間です。
(東京の水平線に出る時間ですので、撮影地の緯度経度、
標高、回りの山などで時間が変わります。)
2012年9月30日 月齢14~
月の出 17時13分
2012年10月1日 月齢15
月の出 17時45分
です。
実際は空に上がるまでの時間があるので、
これに20~30分くらいはかかると思います。

あくまで水平線の時間です。
同場所で、夕日の沈む時間は、どちらも17時25分頃です。
夕日の沈んだ後30分くらいは、まだ空に明るさは残っています。
そのくらいの暗さがバランスよく写るとも言えます。
三脚は必要です。

ストロボ使用時も三脚があったほうが良いです。
月じたいは意外に明るいので、オーバー露出には注意して下さい。
理想は空に明るさが残っている時間帯でウサギまで写る事。
(暗くなってからは無理です)

是非是非、チャレンジしてみて下さい。
心配なのはお天気ですね。

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