一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
カメラ業界の一大イベント、
フォトキナが終了しました。
先週にかけて新製品ラッシュが続き、
ニュースを追いかけることで
大変だったかと思います。
新製品発表が落ち着いてきたので、
ゆっくりと注目機種を解説していきますね。
まずは、ニコンとキヤノンの軽量フルサイズ機対決です。
ニコンD600、キヤノンEOS 6Dのスペックを比較しました。
奇しくも双方の機種名に数字の「6」が
ついていることから、両社のライバル感
がうかがえますね。
ニコン 「D600」
– 35mmフルサイズ2,400万画素
– FXフォーマット史上、最小最軽量ボディー
– ボディー重量760g
– 感度はISO100~6,400。拡張で最高25,600に
– ファインダーは視野率100%
– 連写速度は秒5.5コマ
– AFは39点測距、輝度範囲 EV -1 ~ +19
– 背面ディスプレイ 3.2型約92万ドット液晶
– 実売価格は22万円前後
– 9月27日発売。
キヤノン 「EOS 6D」
– WiFiとGPS機能を搭載した
– 35mmフルサイズ 2,020万画素
– 感度はISO100~25,600。拡張設定でISO50とISO102,400
– 重さ約690g
– ファインダー視野率は約97%
– 連写速度は秒4.5コマ
– AFは11点測距、輝度範囲 EV -3~18
– 背面ディスプレイ 3.0型約104万ドット液晶
– メモリーカードSDカードを採用
– 実売198,000円
– 12月上旬発売
画素数はD600の方が多いですが、
2000万画素を超えると400万画素の差は
それほど感じないと思います。
ISO感度の設定幅はEOS 6Dの方が広くなっていますが、
実際のノイズ性能は実写画像を見て判断したいですね。
ボディ重要はEOS 6Dの方が70g程度軽く扱いやすいです。
値段も若干ながらお財布に易しいですね。
ファインダー視野率と連写速度、AF測距点は
D600の方が優れています。
写真を撮る軽快さではD600のほうが良さそうに思えます。
一方、EOS 6DのAF輝度範囲がEV-3まで拡張されています。
暗いところでAFが合わないことに悩んでいた方にとって、
かなり魅力的ではないでしょうか。
EOS 6Dは、一眼レフとしてめずらしく、
GPSとWifiを搭載しています。
撮影場所の記録や、スマートフォンを使った
リモート操作、写真閲覧&転送ができるようです。
結論として、D600はD800をD7000並に
コンパクトにまとめた正常進化版。
EOS 6Dは新機能を盛り込んだチャレンジ感を
感じる一台となっています。
軽量コンパクトながら、中身は本格的なフルサイズ。
レンズの選択に迷いますね~。
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